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デザイナーの分類① クライアントワーク/インハウス

デザイナーの大きな分類の1つとして、
制作会社のデザイナーとインハウスデザイナー(=社内デザイナー)があります。

違いをまとめてみました。

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ちなみにのなかは現在インハウスデザイナーですが、
元々コンサル系の仕事をしていたため、クライアントワークの方は部分的に、そこからのイメージとなります。

また、いずれも傾向であり、一概に言えることではありません。
もし認識が誤っていますよ!という点がありましたら、コメントいただけるととてもうれしいです!


デザインする対象


■クライアントワーク

他社が事業(=誰かがつくりたいもの)をお手伝いするのがクライアントワークです。フリーランスの仕事も大体はクライアントワークです。

イベントサイトなどの広告、ブランディングやPRとか、単発的に質の高いデザインやクリエイティビティが必要な場合、制作会社に依頼するケースが多いと思います。
例:大学のパンフレット、車のCM、イベントそのもの


■インハウス

自社の事業(=自分がつくりたいもの)を推進するのがインハウスです。

商品やサービスは利益の元になるもので、長期的、定常的に開発・改善する場合、自社でデザイナーを抱えることが多いと思います。
例:LINEとかのアプリ、iPhone、雑誌


もちろん区分は比重が高めというだけで、
多くのインハウスデザイナーが小規模の広告の仕事をまかなっていますし、
事業企画から開発・保守まで一気通貫で提供しますという制作会社もあります。

プロダクト/広告 もデザイナーの大きな切り口のひとつです。
次回投稿予定です!


はたらき方、評価されやすいもの


■クライアントワーク
基本的にプロジェクト型で動きます。プロジェクトには目標と納期があり、かけもちされることもあるため、繁忙期ができやすいです。

また、その道のプロと見込まれて仕事を受けるので、結果が求められます。結果を重視される、遅れが許されないという点で、よくもわるくもシビアなはたらき方と言えるでしょう。

▼ 参考


■インハウス

稼働に合わせて業務設計されている(はず)ので比較的自分のペースで進められます。

一緒に働くメンバーは仲間として助け合うもの。カルチャーフィットしていれば、全員で事業成長を目指す一体感が味わえます。
ただ人数と時間がちがうだけで、クライアントワークもプロジェクトという単位で同じような経験ができます。


得られる経験


■クライアントワーク
サービスを送り出す経験が多くできると思います。プロジェクト単位で動くので、様々な業界、ビジネスモデルに触れることができます。

また、大きな特徴として、周りにたくさんデザイナーの先輩がいて、
スキルや考え方、キャリアなど、学んだり相談しやすい環境と言えます。
インハウスデザイナーは、社内で一人ということも珍しくありません。


■インハウス
インハウスではサービスを育てるという経験ができます。自分がデザインしたものの結果を追い、効果がなければデザインしなおすなど、1つのサービスに対し、改善を繰り返します。
また営業やマーケ、経営層といった要件を出す人たち、デザインしたものを実装するエンジニアの人たちとも、同じ会社に長期間所属するため、密にコミュニケーションをとり、視点の共有ができます。


おわりに

デザイナーの分類①いかがだったでしょうか😊
クライアントワークもインハウスも両方経験しているデザイナーさんも多いようです。
ライフステージ、はたらき方の好み、キャリアの描き方に応じて、選択が変わると思います!

▼ 参考にさせていただいた記事です。あわせてぜひ!


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