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2019.9.29

日曜日、カラヴァッジョ展へ向かった。

お目当ての絵は、法悦のマグダラのマリア、である。

《法悦のマグダラのマリア》は、カラヴァッジョが死ぬ間際に携えていたとされる3点の絵画のうちの1点。カラヴァッジョが殺人を犯してローマを逃亡し、近郊の町で身を隠していた1606年の夏に描かれたものとされている。2014年に発見され、科学調査を経たのちに“カラヴァッジョの真筆”と認定された。

なぜ、このタイミングでこの絵が出てきたのだろうか?

マグダラのマリアをよく見ると、妊娠しているように見える。マリアがキリストの子を宿しているなら、キリスト教を根本から覆すことになるかもしれない。

この辺りの記述は、ダン・ブラウンのダヴィンチコードにも記載があるし、映画化されて話題になっているのでご存知の方も多いだろう。

とにかく、カラヴァッジョの絵には、なにかとてつもない秘密が隠されているようにも思える。

見れば見るほど不可思議な感じがする。


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