見出し画像

サイクル理論

サイクル理論とは

定義


サイクルは一定の間隔で繰り返し起こる現象
その現象は必ずしも規則性をもって起こるとは限らない
しかし、一定の間隔で8割程度起こる

※この8割程度というのは重要な点があります

常に8割というわけではなく
イレギュラーが発生する可能性があるポイントで
2割程度一定の間隔で起こらないということ

すべてが同じ間隔というわけではなく
各金融商品で異なってくる
例えばゴールドやシルバーでは中心時間帯が異なってくる
ドル円やユーロドルでも異なってきます
それぞれに合った中心時間帯がありそれぞれの許容範囲があります

オーブ(許容範囲)


サイクルには中心時間帯とオーブがあります
中心時間帯というのはそのサイクルの平均的な間隔
オーブというのはそのサイクルの中心からの距離

オーブの期間は中心時間帯の6分の1程度であり
例えば6週サイクルの場合
6週±1週となり5~7週間で1つのサイクルを表す

延長、短縮


定義で記載した2割のポイントがこの延長や短縮に該当します
このイレギュラーに関しては発生する可能性のあるポイントは決まっており
その他では起きることは基本的にはありません

このイレギュラーは上位サイクルのボトム時間帯に発生することがあり
これは支配性といわれるサイクルの特徴に関係している

サイクルの支配性


支配性の概念・・・すべてのサイクルはより大きなサイクルの一部 で、
各サイクルの中 には大きいサイクルがそれを構成する
小さいサイクルを支配する局面がある
PC を基準にしたとき
大きいサイクル→PC
それを構成する小さなサイクル→MC

この現象は大きいサイクルが終了する間際に、
すべての小さいサイクルの正常な時間帯にイレギュラーが現れる可能性あり

主に延⾧、もしくは短縮
この延⾧、短縮にもある程度決まったルールあり
MC が延⾧する場合 1 つ下の TC(人によっては 4H)が 1 つ分程度多くなる
そして、短縮は TC が約 1 つ分だけ少なくなることが多い

ライトトランスレーションで起点割れ、
レフトトランスレーションで起点割れしないなども
イレギュラーに該当するがこれはまた別の話になるため今回は割愛
※これも出現するポイントなどある程度決まっている

基本周期だけを暗記していても使えない理由がこの支配性であり
サイクル理論を使っていくうえで基礎的なことなので
最低限理解しておく必要があり

今回は以上です
次回は構成と位相に関して書いていきたいと思います


以前作成したPDFから抜粋していることもあるため
PDFを持っている人は必要ない内容かと思います


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?