協働するからこそ感じられる感動
協働するからこそ感じられる感動
枚方市教育委員会主催の「Minecraftで30年後の枚方市をつくろう」プロジェクトに集まった小中学校20名の子どもたちと半年間かけて、一緒に未来を描き、Minecraftで創造する活動をしています。
隔週に1度みんなで集まって、様々な活動するのですが、先日感じた協働するからこそ感じられる感動について書きます。
イラストレーターチームの躍動
前回のプロジェクト活動で、各グループ模造紙に未来の枚方を描いてもらいました。
30年後はどんな技術が発展していて、それがどのような人々にとって役に立っているのかみんなで話し合い考えながら建物等を描きます。
各グループが描いた絵はこちらです。
思い思いに素敵な絵を描いてくれていますが、まだまだこの段階では、これらの絵をもとにマイクラでつくっていくのは無理です。
そこで各グループが描いてくれた絵を統合して1つの絵に仕上げてくれる役割が必要となります。
それがイラストレーターです。
1人で仕上げるのは難しいので立候補制でイラストレーターを何人か募りました。そうすると、何名かの子が立候補したので、別日に集まってみんなで1つの会を書き上げました。
それがこちらです。
めちゃくちゃ素晴らしいイラストじゃないですか!?
これらの絵には一つ一つ思いが込められています。
例えば、真ん中にあるのは枚方タワーです。
これは街の中心部から、枚方市民全員が使えるWi-Fiを用意したいとのことでこのタワーができました。
また、真ん中の右側には大きな学校があります。
彼ら達曰く、将来の学校はオンラインの授業もふんだんに取り入れられていて、毎日学校に行く必要がないそうです。そして、プロジェクト活動や運動で使える大きな学校が1つあり、そこに枚方市中の子どもたちが行くそうです。学校の上にある空飛ぶ車で移動します。なかなかおもしろい発想ですよね。
そして感動へ
とても素敵なイラストを仕上がりました。
完成した作品をプロジェクトメンバーに公開したときに、みんな「おお!」と感動の声を上げていました。
このイラストは1人ではできません。みんなでアイディアを出し合って形にしていったからこそ素晴らしい作品ができました。
何事も自分1人でやる方が簡単ですし早くできます。
しかし、様々なバックグラウンドを持つ仲間と協働しながら1つの作品を創り上げることで、少し時間がかかるかもしれませんが、自分の想像力を超えた素晴らしいものを作ることができます。そこに感動が生まれると思います。
1人で企画から販売するところまで行っているサービスは世の中そんなに多くありません。大概は役割分担しながら1つのものをつくっています。
例えば、アプリを開発するにしても、プロジェクトマネージャー、デザイナー、エンジニア等様々な役割が必要です。
そういった、大人にならないと中々できない経験を子供のうちからできるというのはとても素晴らしい活動なのではないかと思います。
さあ、これからMinecraftでどのような作品が出来上がってくるかとても楽しみです。
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