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私の不思議体験に病名がついていた件

数ヶ月前、過去にあった私のちょっと不思議体験を漫画にしました。
自分の意思(思考?)が体からズレて、その間体が勝手に泣き出したときのこと。

起きたときはめちゃくちゃ衝撃。自分と思っていた思考が、主人格ではなく実はサブ人格だった…? もしくは何かに体乗っ取られた?? などと色々頭にめぐり、超焦り動揺しました。この思考している「自分」って何??など哲学的ともいえる疑問が湧いたりもした。でもわずか数十秒だったのと、1度きりの体験だったので何これ!?とだけ思って流していました。

先日ふいに思い出し、同じような体験している人がいるのかな〜と調べたら、「離人症」という病名がついてました。アッーー! なるほど、脳の知覚エラーなのかと思っていたけれど、精神病か。

離人感・現実感消失症では、身体または精神から自分が切り離されたような感覚が持続的または反復的にあり、自分の生活を外から観察しているように感じること(離人感)や、自分が外界から切り離されているように感じること(現実感消失)があります。

MSD マニュアル 家庭版より

離人感、そうそう、これ完全にあの時の体験だわ。
外界から切り離されている…というのは違い、体感としては自分を外から観察しているように感じる、というのが私の場合当てはまるかな。数年前の私は少しの間離人症だった模様です。これが起こるきっかけの多くが、強いストレスとあったんだけれど、これは当てはまらないんだよな〜。当時特に仕事も大変なときでもなかったし。しかもお風呂で酒を飲みながら本を読んでいて、弛緩しているときだしね。酒が入っててうっかりズレちゃったのか??
これ僅かな時間だけで1回きりだったから良かったものの、何度も起こったらめちゃくちゃ情緒が不安になると思う。しかもこの離人症は、ごく最近まで医学的な対処法がなかったのだとか。うーん、たまたま偶然?でなっただけで良かった。

戻れるのかな…。つーか私、サブ人格だったのかな…(この辺SF脳)、自分消えちゃうのかな…と一瞬で湧き起こったあの心許ない気持ち、稀少な体験であった。



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