原作も読んでみたりしようかね タイドラマ編
少し前にDMMブックスさんの「100冊まで70%OFFキャンペーン」に載せられて、「MannerOfDeath」と「2gether」の原作翻訳版を買ってみたのでそれの話でも・・・
このnoteは私がハマっているタイYシリーズドラマについてネタバレありで書いていますので、各自回避をおねがいします。
Manner Of Death
これはドラマを見るより先に読みました。それで面白かったから挫折していたWeTVでドラマを見たのですが、、、、
いや、これどうなんですかね。
ん〜〜〜原作要る??ってくらい内容が違くて、私的には別物だなぁと感じました。
ドラマに出てくる胸糞トリオが原作には出てこなく、原作のラスボスはテーンの兄ちゃんのポーって感じだったので、あの胸糞トリオの事件はなかったんだよなぁ。。。。いや〜〜〜あの事件ほんと嫌い。。。(たぶん14話にするためにはあのくらい大きな事件を打ち込まないと尺が作れなかったってことだと理解はしている)
MODはサスペンスなので推理が入るんですが、タイドラマって所謂心の声みたいなのやらないんですね。(あ、Theory Of Loveでは心の声たくさんあったなぁ)原作ではめちゃくちゃ先読みして色々考えているコナンくんみたいなバン先生のキャラクターがあんまり反映されてなかったと感じたのも残念でした。
私が特に気になったのはテーン先生のお母さんが既に亡くなっているという設定だったところですかね。
原作版では、お母様が存命で、お母様に何かあったら困るから、異母兄弟のポーたちの理不尽な要求にも飲むしかなくて、嫌々従っているという設定があり、バン先生のことは好きだけど、お母さんとバン先生を天秤にかけてバン先生を襲ったりしちゃうんですよ。その葛藤と逃げられないからって動機が説得力あったんですが、ドラマ版ではそこがなかったので、テーンが兄たちに手を貸す動機がぼやけてしまったように感じました。
あとは個人的には、バン先生のためならアメリカから飛んでくる弟可愛がりのお兄さんが出てくるんですけど、ここもガッツリ設定削除されていたのが残念でしたね。
と、言うことでドラマを見た人には、別物として原作を読んでみるのもありだと思います。ただしちょっとお値段が張るので電子書籍のセール時をオススメします。
オススメしますと書いてから、なんですが、
読みにくいです
これは日本語とタイ語の文法や言語種類の違いが原因なのかもしれないのですが、日本の文章って
「おはよう」
と寝ぼけ眼で彼は言った。
こんな感じでセリフの前後に誰がどんな様子でしゃべったか書いてあると思うんですけど、それがない部分が多くて、何度か読み直さないと誰のセリフかよくわからない部分がありました。
なので、実は読むの途中で挫折しかけました。。。すごいスローペースでなんとか読んだ感じですね。商業BL小説なら2,3時間でいつも読めるのですが、そういう読みにくさが邪魔して1日数ページしか読めないこともあって2週間くらいかかったかも。
たまに一人称がブレることもあって、自分のこと名前呼びしているセリフとかも正確に翻訳しているのだと思うんですけど、そこは「俺」とか「僕」に書き換えてもよかったのでは。というところも多々あります。
もっと日本人が読みやすいように書き換えてるのかと思っていたので意外でした。
2gether
こちらはまだ原作途中なんですが、、、
こちらも設定は割とテレビ用に変えたんだなって感じです。
テレビ版のサラワットはかなりソフトな人になっていると感じましたね。
原作はもっと露骨にガツガツせまってました😅
初夜のストーリーがあるんですが、合意なんですけど、、、これって合意なの、、、?ちょっと可哀想なんだけど、、、、って思うぐらい露骨で痛い感じだったのが引きました。日本BLとはそういうところは表現方法が違うんだなって感じました。
あとマンタイプは付き合ってなかったし、出会ったストーリーは完全にドラマオリジナルでしたね。原作では、飲み会で初対面でマンがめちゃくちゃ好み!って一目惚れしてずっと迫っているだけでした。タイプさんほんとちょっとしか出てきませんでした。
弟くんとミル先輩も出会ってなかったですね。。。ここもドラマオリジナルなのかなぁ。。。
と、いうことで原作とドラマでは結構印象が違うというのが面白かったです。現場からは以上で〜〜す。