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【Exel活用】さなコン3で会いましょう。

『さなコン3』の二次審査が発表となり、ここで私もレースから外れることになりました。

それはいいんだけど。

 一次審査で自分の名前を見つけたときは、安堵と共にちょっとした戦慄も覚えました。著名な方々に挟まれてたもので(汗)。
 その方々まで二次審査でごっそりいなくなってたものですから、逆に言えば自分が残ってなくて良かったと、本気で感じています。と言うか、皆さん納得しているのかどうか。流石にアマチュアと言えど、Wikiに名前を連ねるような方々の作品には圧倒されました。アイデア、構成、展開、そしてオチ。それらをまとめてキッチリ1万字に収める巧みな技術。
 どんな選考基準で今回の最終選考になったのか、最終講評を見るのが楽しみです。9月上旬?いやもっとかかるでしょ?(笑

 私はと言うと、小説はあくまで探りを入れるためのもの。いよいよ本番の「マンガさなコン3」に向けて準備を進めています。夏休みは台風直撃で家に籠っているもので、他にすることがなくて捗っています。サードウェーブがraytrekイラコンの募集を始めましたが、それはもう参戦しない。フンだ。

「さなコン2」で思ったことですが、応募したい気持ちはあるのに絵が描けないからと参加を見送った方々を散見しました。
 勿体ない。
 さなコンの評価対象は、あくまでアイデアとストーリー。絵の良し悪しはオマケってところです。臆せずにトライしてもらいたい。それでも苦手意識ってのは、どうにも払しょくできないものですよね。
 そんな方に良いツールがあります。MicroSoft Exelです。

そんな使い方をするとExel職人にはハナで笑われるのでしょうけど、Exelの図形を巧みに組み合わせてキャラクターを作る。アイデア次第で面白いものができます。

これは一例ですが、、、コンテスト落ちたのでイラっときて「reject」って入れちゃってますが(ニガ笑、このイラストのキャラクターはExelで制作しました。

左がラフスケッチ、右が仕上げ

ラフの段階で基本図形だけで構成できるよう配慮しましたが、髪の毛のところは楕円だけで構成しています。ちょっとした試行錯誤が要りますけどね。最初は大きめに描き出して、各パーツごとに「グループ化」して積み重ね(重ね順にも試行錯誤が必要になります)、最後に全体をひとつのグループにすれば拡大・縮小・左右反転まで思いのままです。(若干、修正を必要としますが…。)

試しに「ぼっち・ざ・ろっく!」のキャラクターをExelで作ってみましょう。ちょっと時間がかかりますので、出来上がったものを用意しました。

お馴染み「ぼ喜多」のかぽーです。

工程を細かく説明すると、、、カット&トライが多すぎて割愛しますが、各パーツはこんなんで作っています。

ぼっち分解図

 顔のパーツの配置は、表情や愛らしさにモロ影響しますので、何度も修正しながら調整します。シン仮面ライダーの造形にミリ単位で拘った庵野監督みたいに。庵野さん「人物は描けない」とおっしゃってますが、この辺が理由なのかも知れません。なかなか納得できるものが描けないのでは。
 もう最後は妥協です。「諦めたときが完成」ってヤツですね。

 ぼっちをベースにして喜多ちゃんも作ってみましょう。ベースがあるからカンタンです。まず目を変えて、髪型を変えて、服を新作して、、、ってゼンブ作り替えやないかい!

再利用したの、前髪しかないな…

出来上がったキャラクターを使って、4コマ漫画を制作してみましょう。コマ割りもフキ出しもExelならちゃっちゃ、です。

ネタはどうにもならんな、うん。

 ちなみにExelにデフォルトで用意されている配色は、「カラーユニバーサルデザイン」を考慮したものになっています。つまり色弱な方でも色の区別がつくようになっている。今回ぼっちの配色はデフォルトから難なく選んだものを使いました。なんでこんなどピンクにしてるんだろうと常々思っていましたが、そうした配慮が「ぼっち・ざ・ろっく!」の人気を支えているのかも知れませんね。

「マンガさなコン3」、開催されるなら今秋・冬の頃です。今からコツコツ準備されてはいかがでしょう。なにしろExelなんで、仕事中に上司の目を盗んで、、、(以下略

 それでは、「さなコン3(マンガ)」でまたお会いしましょう。
合間にnoteの更新は続けますけどね。

追伸。
Exelと言いながら制作には「KINGSOFT OFFICE」を使わせていただきました。ガッツリ重宝しています。(笑


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