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矛盾を恐れる
自分でも意識しないうちに、
自分から出てくる矛盾を見つけては、
矛盾をなくそうとする。
そうやって本来の自分と離れていく。
本来の自分もよく分かっていないくせに。
矛盾という言葉に、いいも悪いもない気がしているのに、矛盾することが"悪いこと"のように、自分の中に擦り込まれて、それを正そうとする。
修正を繰り返す。
誰の目もそこにはない。
矛盾しててもいいじゃない。
それが思考というもの。
矛盾するからこそ、面白い。
だから。
恐れることなかれ。
…
久しぶりに触れたあの人の文章に、
感化されて今書いている。
不思議な文章のなかに、湧き上がるいろんな感情を感じた。
そして、懐かしさとどことなく安心する自分がいた。
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