コロナワクチン2回目と思い出

高熱を出した記憶で1番古いのって、小5の時。それまで熱を出したことがなくて、軽く風邪ひいても鼻水とか喉の痛み程度だった。熱で休む同級生を羨ましく思う位には無遅刻無欠席超健康児だった。

真冬の風呂上がりにタンクトップ1枚で寝ちゃった翌日、朝起きたら「立っている事がしんどい」ってなって、冷蔵庫にもたれかかって座り込みながらおかんにいったの。「なんか立ってられない」って。
今でも鮮明に覚えてる。
その日は日曜日。弟の発表会があって、みんなで出かける予定だったんだけど、体温を測ったら38度を超えてたの。でも、出かける予定はかえられないからって、熱が出てる私を置いてみんなでかけちゃったのね。凄く不服だったし、不安だった。それでもうちはスパルタだったから翌日は朝一で病院に連れていかれて点滴をうって、そのまま学校に連れていかれた。その日の図工は頭がぼーっとしてたから彫刻刀が使えずに、1人だけ絵を描いてたんだよなぁ。なつかしいな。
それから大人になる間に発熱したのは、全部で6回くらいかな。健康的だよね(大あくび)
だからコロナワクチンの副反応も大したことないって思ってた。実際1回目も腕の痛み以外はなにもなかったし。2回目なんか注射した日は腕の痛みすらあまり感じなかった。
ところが翌日、朝起きると腕がべらぼうに痛い。
そんで倦怠感が凄い。あと、皮膚が過敏になっているし、何故か全身が筋肉痛のようだ。この関節の痛みはなんだ·····?寒いから温度変えようとしたらクーラーがついていないだと·····?
これはもしや!と思って体温計を取りに行こうと布団から出ようとしたら立てない·····。

「あ!これは!!この感覚は!あの日あの時の!」

案の定、熱を測ったら37.7あった。
まぁでも、38度は超えないもんだ。まぁまぁいいじゃないか。熱のしんどさより身体の痛みの方がきつい。薬も効かず、1日中痛みにのたうちまわり、うーー、ぅぅぅうー!!!と唸りながら過ごした。声を出して唸っている瞬間は痛みが和らぐ気がしたのだ。あいにく食欲が落ちることはなく、立てないなりに冷蔵庫まで行き、レトルトのエビマヨをかじり、ゼリーを飲み、布団に戻って唸りながらのたうちまわり·····1時間おきに熱を測っていたが、日中は38.3をキープ。
あぁ、発熱ってこんなにしんどかったんだ。と思いながら健康に産んでもらった事を感謝しつつ、ウトウトしたりぼーっとしたりして過ごした。
21時頃には薬の効果もあってか、はたまた副反応の終わりの始まりか、熱も微熱程度におさまり、身体の痛みも耐えられる程度まで落ち着いたのでいそいそとお風呂や夜ご飯をすませた。
念の為もう一度薬を飲み、「副反応恐るべし」などと今日1日を振り返りながらなんとか眠りについたのであった。


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