普通になりたかった人のひとりごと②

学生時代散々な事が多かったが、社会人になってから家族が普通でないことを知った。

父は心無い言葉を掛けてくる人だった。
毎晩父が仕事から帰ってきた時の玄関を開ける音を聞くと憂鬱になった。
母は正直何を考えているのか分からない人だった。

社会人になってからこの生きにくさを解消したいと自己啓発的な本を読んでいた時に自分がアダルトチルドレンかもしれないと思った。
本に書いてあることを試したけど完全に解消されることはなかった。

結局結婚して地元を離れて実家と距離を置いたことでマシになった。
更にここ数年はコロナ禍で会わなくていい理由があったから割と快適に生活していた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?