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【読書感想文】もしアドラーが上司だったら(前半)

アドラー心理学ってよく聞くけど、そんなにいいものなのかな?と思いながらAudibleで聞いてみました。

コーチングや自己基盤で自分の理解が深まったことで、
私は自己否定がデフォルトになっていることに気づきました。
自己否定をやめるのに、アドラー心理学は役立ちそうです。

この本は前半と後半に別れていて、前半は自己受容がテーマになっています。

今の私
「こんなことしてちゃいけない」
「こんなことしてる場合じゃなかったのに」
ってよく思うタイプで、
常に過去を後悔して、もっとこうならなきゃ、
もっともっと!と自分を叱咤してる状態。


理想の自分や仕事ができる人と比較して、
自分はダメだなーと思って、
能力がない自分は時間でカバーするしかないから、
何やっても仕事に時間かかる。
やっと終わっても、効率悪いなー
とまたダメ出し。

休日に家にいるときは
家事を終わりにしてからでないと
自分のことをやってはいけない
って思っているから
私がやりたいことはいつもできない
とまたイライラ。


この本からのヒント

・「できてる」と感じるレベルを限りなく下げる
→デキるイメージの自分との比較ではなく、日常生活を当たり前にできてることに注目する

・多面的にみる。円錐は、横から見ると三角だけど、下から見ると丸。見る方向で、違って見える。
→嫌な経験も経験値がたまったと思う。よかった面を探す

・自分を抑圧しない
→だめな自分も正直に、そう感じたんだね。と認める。

・歪曲しない、思い込みに深入りしない
→考え続けるとろくなことがない。なんか変じゃない?自分のせいじゃなくない?と自分で自分の考えのくせに気づく。

・私の機能価値(職場での価値)が否定されても、存在価値(いるだけでいい)は否定されない
→親や家族はいるだけで喜んでくれる。機能価値より存在価値を認めてくれる人がいることを感じる


嫌なことがあった仕事からの帰り道、
せっかく物理的には離れたのに、
頭の中ではそのことをずっと考えている。
もう考えることが当たり前で、音楽も聞けないぐらいに無心で考えている。
そして自分を攻撃している。
そんな時は、またネガティブなことを考えていることに気づくことが大事!
気づいたら、また考えてるよー!って笑ってあげる。
それだけで、ちょっと変われるかも。


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