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パーソナルファウンデーションの未完了②

前回は、親に人と違うのが嫌と言えない
抑圧した気持ちでした。

今回は、小学校の合唱クラブのコンクールで口パクするように言われた話と
息子のサッカーコーチに対する嫌悪感の話です。

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小学校の頃の私は、ピアノを習っていて、リコーダーも大好きで、音楽が得意だと思っていたんです。

高学年から合唱クラブに入り、毎日の放課後練習にもちゃんと参加してました。
毎年夏にはコンクールがあって、それが大きな活動だったのですが、
コンクールの直前に、先生が歌の一部を歌う人を選抜したのです。
そして、それ以外の人は口パクで歌うように言われました。

自分は、歌が上手いとは思ってなかっし、
キレイな声の子がいること分かっていたけど、
音程とリズム感に自信があった私は、
相当ショックを受けました。

目立つところは、歌わない方がいいんだと。
これも自分がダメだと言われているようで、
親に言えなかったなー。
良くないのは先生なのに、自分が下手だから仕方ないみたいな感じです。

しかも歌って、生まれ持った声質があるから、
もうどうしようもないやと思って、
中学では、吹奏楽を選びました。
上手くないのは、楽器のせいにできるから。

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さてさて、息子のサッカーのコーチの話。
試合になると、上手い子しか出さないんです。
うちの子は、後半の半分とか。それも、勝ちが見込めてる時。
そんなに強いチームでもないのに。。。
子供の中でも、自分が上手いグループなのか、
上手くないグループなのかを分かっていて、
見ている私もせつない。

そんな時、私のストレングスの上位にある公平性が、
それはおかしいんじゃないかと主張します。
言わないけどね。

小学生なんだから勝ち負けより
頑張った!とか、みんなと一緒にできて楽しかった!という
そっちの記憶のほうがずっと大事だと思うのですが、、、

私の音楽の先生もサッカーのコーチも
競争性が高いのかな。
自分の頑張りを勝ち負けで評価されたいのかな。

いずれにしても、子供と接する大人は、
子供の頃の記憶は残ることを
忘れないでほしい。

私は、小学生のときに、歌が下手だと言われたくなかった、
息子だってそんなレッテルを今から感じてほしくない
と思います。

お読みいただきありがとうございました!

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