2020/6/1

東京都は予定通り今日からステップ2へと移行した。
わたしは本来なら今日からオンライン本読みがスタートするタイミングだが、身体優先ということで入院する。

この病院には、7年前にも入院したことがある。
でも今はあの頃とは見違えるくらい入院病棟の設備が素晴らしい!
差額ベッド代は払うが、4人部屋。しかも窓側。
枕周りには収納がとても効率よく作られていて、個人用の小さな冷蔵庫まで完備されている。
テレビも昔ならテレビカードで有料視聴だったが、今は壁からアームが伸びて角度も自在に設定できるテレビが無料で見られる。
結構大きめの作業台が引き出し型で出すこともできるし、今までのような小さな作業台もまた別にある。
新型コロナの影響でマスクは食事時以外は着用、病棟の出入りの際に手指アルコール消毒、病室の出入りの際も手指アルコール消毒が決め事になっている。
家にいるとマスクは着けていなかったので四六時中マスクを着けているだけでかなりのストレス。そして何より暑い。
入院手続きの流れでPCR検査も受けた。
検査室はテレビで見るような、医師とわたしの間に簡易的な壁があり、その壁には一部が透明になっていて医師がこちらを見えるような部分と両手を出せる穴が2つ開いていて医師はそこから手を伸ばす。
確かにインフルエンザ検査のように細長い棒を鼻の奥に突っ込まれてなじなじされて痛いというかむず痒いというか…検査後にはすぐにくしゃみが出た。

改めて自分の今回の診断名を確認した。
腰椎椎間板嚢腫
椎間板の間に水泡ができていて、それが神経を圧迫して腰部と下肢部に痛みと痺れを起こしているので、その水泡を取りましょうという手術をするための入院だ。

先程、夕飯を食べた。
夕方6時の夕飯は早い、早すぎる…
しかも色味が地味。

10分もかからず完食。

あとは何をして過ごそうか…

あ!
今日は確か8時から3分間、場所はゲリラ的に花火が打ち上がるんだったね。
病室から見えるだろうか?
高台にある病院の9階だから結構高い位置にはいるんだけど、何せ方向が限られてるからね。

予定の時間になった。
窓から見える景色を左の隅から右の隅まで見渡す。
花火のはの字もでてこないくらい所々雲に覆われた夜空。
花火を見ることは出来なかった。

病院の夜は早い。
9時に部屋の電気が消され、10時には廊下の電気も消える。
潔くベッドに入ろう。
寝る時もマスクは…外しちゃダメなのかな?

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