2020/6/3

入院3日目。

昨日は2時に起きて、
次は4時。ここで寝るのは諦めてうとうとしつつ、SNSチェック。
昨晩東京アラートが発動されたんだね。レインボーブリッジは赤かったんだね。…で、何か変わるの??

なんだか体全身が筋肉痛のような関節痛のような、寝返りも打ちづらい状態。ベッドに横になりながらもわかるくらい。でも家にいた時もたまにこういうことあったので慌てない。

7時過ぎからテレビをつけて、見るわけでもなくイヤホンから音を聞いていた。
身体が痛いのを訴えたせいか、朝食がベッドまで運ばれてきた。

昨日が洋食だったので今朝は和食。
汁物はお吸い物なのかスープなのかよく分からない代物だった。

食後早々にCTに呼ばれた。
あれ?昨日聞いた話ではCTは午後の予定だったんだけどな。とことん話と違うな。

とことん違うついでに、なんと手術は明日の夕方だと聞いていたのだが、医師が来て「手術場のカレンダーには朝イチって書いてあったから朝8時頃に病棟を出ますねー」と言って去っていった。
なんですと??
だとするとさぁ、術前にやらなきゃならないこと、急いでやらなきゃだよね??ね??

さて、午前中の外来の間を縫って行われる術前説明のために母が来院した。約束通りの10時ちょっと前。
しばらくすると今日の担当看護師から手術の同意書について尋ねられた。「書きましたか?」と。いいえ、書いてませんよ!だって部位詳細もどんな手術なのかも全く聞いてないんですから。慌てる看護師。どうやら話がチンプンカンプンだ。
きっと元を正せばわたしの第一回PCR検査が上手くいかなかったという所に戻るのだろうけど、気がつけば明日手術だ。
待ちに待っていた内分泌内科チームがきた。何かして欲しい事や疑問があるわけではないが、外来時に「では次は入院当日にお会いしましょう!」と言われたんだからお会いしないと不安になる。ンが!病室に来た医師の中に外来で「お会いしましょう」と言った医師は居らず…なんなんじゃ、これ??

そして午前の診察の合間を縫って術前説明に来るはずの担当医がなんと本日病院に居ないなんて話も看護師さんからされて…??…またまた??ですよ!
昨日のやり取りなんだったの?
だから確認したじゃない!
もう一度確認してもらうと、ちゃんと診察をしていると。
んだよぉ!狐につままれた気分だよ。
その時10:45。看護師さんが言った。
「でも、先生11時から診察があるからすごい簡略型の10分で終わる説明コースか、12時過ぎまで待っていただいてちゃんとゆっくりじっくりコース、どちらがいいですか?」
…??…
ここまでくりゃ、なんでもありな感じ?
今回の手術に関して担当医とは
「このままでは寝たきりで普通の生活すら出来ないので手術して欲しいです」
「そうですかぁ…わかりました」
くらいの簡略型のやり取りしかしてないんですけどーーー!!!
「出来ればちゃんと聞きたいので、待ちます」
としか答えられなかった。

今日は珍事が多発しすぎて何がなにやら頭の中が爆笑の連続でしかなかったので、時系列的に前後しながら記していこう。

PCRの再検査の結果、陰性。
だよね、そうだと信じてた!
やっと本題に入れた気がする。
(まだまだ心配事だらけだけど…)

そんなこんなでやっと術前説明。
今は医師がパソコンを持って患者のベッドを訪ねてくるスタイルに驚いた。しかもMRIの画像、3D画像、模型を使って本当にわかりやすく説明してくれる。
ゆっくりじっくりコースのはずだったが、あまりにもわかりやすく、おそらく所要時間10分もかからなかったと思う。

で本日の昼食。

そして最後に麻酔科の受診。
今回は全身麻酔ということで、ホッとした反面15年近く前の2回の下垂体腫瘍摘出手術を思い出してちょっと鬱。
全身麻酔がきつかったのか、術後の状態が宜しくなくてきつかったのか分からないけど、術後も結構な期間入院生活を続けたので(その間死にかけたこともあったくらい笑)、術後の自分が想像できなくてまた別の不安に襲われた。

病棟に帰ってシャワーを浴びた。

夕飯時から血糖値測定が始まる。
103…まぁ平常値。

そんでもって夕食の時間。
(本当にあっという間にご飯の時間)

いつもと違う装いの食事。
何やら【あやめ祭り】というカードが添えられている。
あるある!病院食あるある。たまにいきなり豪華な(見た目の)食事が出て、看護師さんに聞いてみると病院独自の行事にこじつた献立になっていることってよくある。
短期入院タイプの患者にとってはどうでもいいことだけど、長期入院タイプの患者にとってこんなふうに思考を凝らした献立はテンションがダダ下がる毎日の食事の中で目新しくて嬉しいものなのだ。

やっと実際の時間にこのnoteが追いついた。
夕食を終えてテレビタイム。
巨人の選手2名にPCR陽性反応?!
今日の試合中止になったことを知る。
明るいニュースはなかなかないね。

明日はこのようなスケジュールのため書いてあるとおりに食事制限と水分制限がかかる。
明日は病棟を出発する前にステロイド剤の点滴を入れることになっている。
点滴がすんなり取れるか不安だ。

ちなみに術後、帰りたい時に帰っていいらしい。
さすがに明日は無理だけど笑
歩けるし痛くないなら帰っていいとの事。
つくづく【謎】

その後とくに何も無く間もなく消灯の時間。
就寝前の血糖値は178でした。
というものの、糖尿病では無いので血糖値の値聞いてもそれがいいのか悪いのかもよく分からないんだけどね。

明日の決戦に備えて、眠ります。
…寝られるかな…?

と思ったが!

急遽ステロイド剤用の点滴だけ寝る前に刺すことになった。

暗くてわかりづらいかな。
わたしの腕は自慢出来るくらいルートが取れない。採血、点滴、本当に毎回苦労する。
明日の朝イチで病棟出発ともなれば今晩中に刺しといた方が心の安定でしょってことで。

今度こそ
おやすみなさい…

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