映画の感想 「言えない秘密」について(ネタバレあり)
SixTONESが出ている映画は大抵鑑賞しています。
もちろんディア・ファミリーも鑑賞させていただいたのですが、個人的に2024年で1番好きな映像作品になりそうな予感がしたので少しばかり感想を述べたいと思っています。ちなみにこうやって映像作品の感想を述べるのは初めてですので見ずらい部分があると思います。ご了承ください。
これからはこうやって映画の感想も述べていきたいなー。と思っています。あくまでも自分の忘備録として残します。
映画の感想 (※ネタバレになります)
ネタバレになりますので映画をまだ鑑賞されていない方はあまり見ないでいただければと思います~~!下に続きます!
大まかな感想としては、爽やかでどこか懐かしさを覚えるけれど終盤に近付くにつれて切なくなって辛くなって主題歌のように「ここに帰ってきて」と思える映画でした。
ヒロインの雪乃ちゃんについて
序盤では存在があまりにも自然すぎて「この子が消えるってどういうことなんだろう」と思っていたんですが、一緒にサボったあとの帰り道でスマホを持っていないというセリフから「もしかして幽霊?」と思っていたら全然違う展開でしたね。(←これに関しては後述します。)不思議な存在でついつい鑑賞しながら雪乃ちゃんの存在に引き込まれて行ってました。この人は一体どんな人なんだろうか。なんで湊人くんの前からいなくなってしまうんだろうか。と考えながら毎回見てました。存在が儚すぎる…。
『Secret』について
この映画の鍵となる雪乃ちゃんが弾いていた『Secret』という曲。
ピアノで留学までした湊人が知らない曲って時点でこの映画における鍵になるんだろうなと思いました。曲だけでなくてbpmやその後早く弾くか遅く弾くかによって未来に行けるか、過去に行けるかも重要になっているんですよね。1回観ただけじゃここまでわからなくて2回目観たときにはっきりわかりました。あとbpmですよね。Secretの楽譜にAllegrettoと書いてあったと思います。Allegrettoは大体bpmが"108"なんです。この数字がかなり重要になっているんですよね。作中に雪乃ちゃんが「この部屋(旧校舎の演奏室)からベンチまで108歩と言ってましたよね。ここがリンクするのか〜!と思いました。言ってしまえばただの数字なのにこんなにリンクさせてくれるのせこいですよね…。程よく音楽を絡めてくれていて音楽好きとしては嬉しい限りです。
そしてそれなりに体力が消耗する。そして消耗することは雪乃ちゃんにとってはかなり辛いことであったと思います。それでも湊人に会いたいという気持ちが強い雪乃ちゃん。きっと湊人も同じ気持ちだったんだろうなと思います。そして雪乃ちゃんの最後は雪乃ちゃん一人じゃなくてよかった。最後にこの素敵な音楽を奏でようとしてくれた湊人。私はただの第三者ですけど(第三者どころではない)心から感謝してます。
最後にこれだけは絶対絡めたかったんでこの記事で触れさせていただきます。
主題歌とのリンク
SixTONESのイメージにはあまりないかもしれないバラード。
この映画のために作られたような楽曲なんですよね。これは私個人の解釈なんですが、これは雪乃ちゃんがいなくなったあとの湊人の気持ちを歌っているように思えませんか?どの部分が?と思う方ももちろんいらっしゃると思います。いや、もう全部なんですよね。わかりやすく例を上げるとしたら、サビの「ここに帰ってきて 叶うのなら」「ここに帰ってきて 会いたいから」がこの映画のあとに湊人が思っていてもおかしくないような歌詞。もちろんこの部分以外もCメロは、まだ雪乃ちゃんのことを忘れられなくて過去を思い返しているんじゃないかな。特にきょものソロパートはそう感じさせるような歌詞なんですよね。本当はどうかわかりませんが!笑
最後になりますが京本大我の恋愛映画が音楽に絡めたもので本当に良かった!上映回は減っていますがまだ上映しておりますので気になる方はぜひ!
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