僕の大好きな70歳は二人とも旅立った。

今日は体調が安定しないので、リハビリ仕事は休んだ。
そして不安定な睡眠、合計時間5時間を過ごし何気なくスマホを開いたら志村けんさんの死去のニュースが。

1977年生まれの僕、小学生の時のお笑いのスターは間違いなく志村けんだった。

土曜夜8時、TBS系の「8時だョ!全員集合」が終わり「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」が始まり、その中でも探偵物語は月曜日の学校の話題に必ずなっていた。

スイカの早食いや過激なスタント、果ては「番組の1コーナーなのにヘリを超低空飛行させる」など、僕の笑いの根底はドリフターズや加藤茶、そして志村けんだ。その根底にダウンタウンやウッチャンナンチャンが乗っかっている。

今年の1月、僕をF1好きに仕立て上げてくれた今宮純さんは70歳で旅立った。

今年の3月、僕のお笑いの根底に居た志村けんさんは70歳で旅立った。

僕はこれからも大好きな人を失って生きていくことだろう。

ただ、この2〜3ヶ月の出来事はあまりに辛い。
それが人生と言ってしまえば楽なのだろうが、そう言えるほど、この大好きな二人は軽い存在ではない。

書き手としては失格だろうが、これ以上書けない。
本当に、本当に辛い。
けど、僕は生きていく他ない。

志村けんさん。
本当にこれでお別れなんですか?
もっと歳をとっても「バカ」を演じる貴方を見たかったのです。
でも、本当のことで、現実のことで、夢ではない、のですね……

急な旅立ちで困惑もされていることでしょう。
長さんに「この若造が!」と怒られると思っていることでしょう。
泣きたいとはこっちだよ!と思っていることでしょう。
僕も同じく困惑をしています。
泣き出したい気持ちで一杯ですが、出てくる涙すらありません。

僕の42年5ヶ月弱の人生をスーパースターのまま、彩ってくれました。
いくら感謝してもしつくせません。
本当にありがとうございました。そして、お疲れさまでした。