サラッと2024年のプロ野球順位予想をやっておこうじゃないか

本当にサラッとです。
少しでもプロ野球に触れたことのある方であれば「順位予想なんて当たらなく当たり前」なのは理解してくださっていると思うので、何かあっても責任は負いません。あくまで「こいつはこう思ってこうしたんだな」程度に捉えて頂ければ。


セントラル・リーグ

1位:横浜DeNAベイスターズ

エースの今永昇太がMLBへ移籍し、同じく先発ローテーションの中軸を担っていたトレバー・バウアーが退団。本来であれば優勝の本命ではないと思いますが、オープン戦では打率.270、防御率2.26と好成績を残しています。この数字をそのままレギュラーシーズンに適用は出来ませんが、昨季の横浜DeNAに関しては若干打撃陣が下振れした印象があるので、揺り戻しがあれば十分ペナントを狙えると思います。
注目選手:徳山壮磨、度会隆輝

2位:読売ジャイアンツ

昨季は救援陣がブレーキとなった印象がありますが、裏を返せばここさえなんとかなれば上位は十分狙えます。ルーグネッド・オドーアの電撃退団がどこまで響くかでしょうが、若手に楽しみな選手は多いので阿部慎之助新監督の采配にも注目されるところです。
注目選手:又木鉄平、佐々木俊輔

3位:中日ドラゴンズ

オープン戦1位タイ(福岡ソフトバンクと同率)を記録し、チーム防御率は驚異の1.97。元から投手陣が堅固なチームなので、何かのキッカケがあればAクラスへ浮上すること自体は不思議ではないはずなんです。問題は打撃陣と立浪和義監督の言動か。チーム打率.216は数字として良くないですし、立浪監督が就任2年で犯した失敗からどれだけ反省し学んでいるかと言われると、首をかしげる部分があるのも否定は出来ません。
注目選手:根尾昂、辻本倫太郎

4位:東京ヤクルトスワローズ

ここはもう「空いたところに入れた」パターンです。ファンだからこそ肌感覚として理解しているのは、「シーズンごとに乱高下しすぎて予想のしようがない」。
オープン戦は打率.230とそこまで打線が活発だったわけではありませんが、防御率2.95は好材料。怪我人が多いのは懸念点であるものの、昨季特に打線が下振れしたように思うことを考えれば、揺り戻しがあれば少なくとも最下位にはならないだろうと思います。逆張りとも言いますが。
注目選手:吉村貢司郎、北村拓己

5位:阪神タイガース

昨季日本一ですが、オープン戦はほぼ低調と言って差し支えない成績。まあ投手力のあるチームなのでそこまで壊滅的に黒星を重ねることはないでしょうが、決して打線に凄みがあるチームでもないので(堅実ではあると思うけど)、昨季が「上振れ」だとしたら揺り戻しを起こしてしまうとBクラスもあり得るとは思います。岡田彰布監督が采配でどうリカバーするかは楽しみ。
注目選手:桐敷拓馬、前川右京

6位:広島東洋カープ

キャンプが始まる前は「Aクラスは行くんちゃう?」と思っていたんですが、オープン戦を見て考えが変わりました。チーム打率.211は懸念材料ではあるものの、チーム防御率2.59はまずまずなので、とにかく打てるかどうかが浮沈のカギを握りそう。ただ打線は特に、長年レギュラーを担ってきた西川龍馬の流出がどう響くか、その穴をどこまで埋められるかが大事になりそうです。
注目選手:塹江敦哉、田村俊介

パシフィック・リーグ

1位:オリックス・バファローズ

球界を代表するエース・山本由伸がMLBへ移籍しましたが、近年のオリックスは投手がポンポン生えて来る印象があるので、さすがに山本の穴をそっくりそのまま埋められることはなくても相対的に優位な状況は変わらないだろうと思います。打線も西川龍馬の加入で厚みを増していますし、さすがに昨季のように独走はないでしょうけど堅実に勝利を重ねていくはずです。
注目選手:椋木蓮、紅林弘太郎

2位:福岡ソフトバンクホークス

順位予想と言う点では、無難と言えば無難。なんだかんだ言っても戦力は厚いので、十分優勝を狙う力はあるはずなんです。ただ近年の「常勝軍団」的な雰囲気が色褪せていく中で、特にメンタル面でオリックスの牙城を崩せるかどうか。首脳陣の采配にもよりますが、若手がベテランを脅かす構図がもうちょっと見えてくれればチームとしても面白いと思うのですが。
注目選手:藤井皓哉、仲田慶介

3位:千葉ロッテマリーンズ

オープン戦は2勝9敗、チーム防御率3.60、チーム打率.212はハッキリ言って苦しい数字ですが、シーズン143試合を通して見た時に下位予想する3チームよりは計算出来るかなと感じました。吉井理人監督を筆頭に首脳陣が展開する采配が楽しみなチームなので、歯車が噛み合えば面白いと思います。
注目選手:横山陸人、山口航輝

4位:埼玉西武ライオンズ

近年主力打者の流出が相次ぐために打線は厳しいですが、反対に投手陣は着実に力をつけている印象。オープン戦はチーム防御率3.08と12球団では中くらいですが、今井達也・高橋光成を筆頭に実績と勢いを兼ね備えた若手・中堅投手が多いので、打線さえ活発になればAクラスも狙える力はあると見ます。
注目選手:羽田慎之介、元山飛優

5位:北海道日本ハムファイターズ

新庄剛志監督の元、「面白いことはしてくるな」と言うワクワク感はあるチーム。エスコンフィールドHOKKAIDOへの移転を経て大型補強にも乗り出し、若手の育成と上手く噛み合えばAクラスも狙えるとは思います。しかしベテランがほぼいない故の脆さもまだ感じるので、予想となると無邪気に上位へは挙げづらいか。
注目選手:金村尚真、水野達稀

6位:東北楽天ゴールデンイーグルス

オープン戦は4位と好成績ですが、戦力を見た時にベテラン偏重で若手の突き上げが物足りず、首脳陣も若手が多く未知数となれば、あまり楽観視は出来ないと思ってこの順位と予想します。しかし決して期待の若手が全くいないわけでもなく、若い首脳陣とベテラン選手が上手いく嚙み合えば上位進出は夢物語ではないです。
注目選手:内星龍、山田遥楓

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