米PayPalはなぜ、暗号通貨業界へ参入したのか?

ここ最近のビットコイン価格高騰の呼び水となった「PayPal暗号通貨業界への参入」のニュース。

今回の高騰は
・PayPalをはじめとする上場企業の相次ぐ業界参入
・著名人のビットコインに対する認識の転換
・富裕層の暗号通貨投資
等が引き起こしたものです。

個人投資家が中心だった2017年の暗号通貨バブルとは明らかに違います。


この度、米決済事業大手PayPalのSchulman CEOが、オンラインカンファレンス「Web Summit」に登壇し、暗号通貨業界に参入した経緯について語ってくれました。

今回のカンファレンスは、ニューヨークタイムズのコラムニストからインタビューを受ける形式で話を進め、その対話は「10万人」の視聴者が視聴しています。


■決済事業大手PayPalはなぜ、暗号通貨業界へ参入したのか?

世界的に新型コロナの感染が拡大したことによって、消費者が現金の利用を避ける動きが加速し、暗号通貨は日常的な支払い手段になり得るとの見解を示しています。

業界サービス参入を決定した背景には、PayPay Schulman CEOが考える、長期的なデジタル通貨がメインストリーム化するという普及までのビジョンもあるようです。

「新しい現代の技術は処理が速く、コストが安く効率性が高い。普及が拡大すれば今よりも多くの人が金融サービスを利用できるようになり、金融包摂も進む」と語りました。

アンバンクドの(多くの人が銀行口座を持たない)地域の救い手になる可能性に期待感を示しています。

参考記事:https://coinpost.jp/?p=203571

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