東京13日目 20191018

アマチュア世界No.1を決めるバンドコンテスト「エマージェンザ」。
明日になりました!

「一生に1度くらい、大真面目に世界No.1を目指してみたい!」

そんなドラゴンボール的発想からこの挑戦は始まりました。

予選は大阪、福岡、東京で開催される中、岡山の僕が東京を選んだのは理由があります。

それは20代の頃のバンドメンバーであり、僕なんかの友達でいてくれるトキオとの約束でした。

トキオは3年半ほど前にすでに上京していて、今もずっと東京で頑張っています。

そして僕はトキオが上京するかしないかくらいの頃、まるで長い眠りから覚めたように曲を書くことができ、それまでまともに指が動かなかったはずなのにある日突然ギターを弾くことが出来ました。

20代後半の頃、僕はうつ病のような状態でギター演奏はおろか作曲などとても出来る状態ではありませんでした。
まるで全ての思考が止まっていたかのようでした。

少し元気になれたから曲が書けたのか、曲が書けたから元気になれたのか?

それはわからずじまいですがそこから僕はひたすらに曲を書き続けていました。
一時期はトキオにデモテープを送ったりもしながら。

そして僕は約束しました。
「いつか必ず東京にライブしにいくから、その時は観に来てな」と。

僕は今年アルバムとして10曲の音源を制作し、これまでよりも活発なライブ活動を始めました。

今年こそエマージェンザへの挑戦をする、と以前から決めていたことも音源制作やライブ活動に拍車をかけました。

そして東京へやって来ました。
ギターを抱えて。

見たことがある方もいるかもしれません。

一時期僕はギターを持たず「歌のみ」でライブをしている時期がありました。

「歌のスキルを高めるため」と言っていたし、それも理由の1つではあったのですが、この3年半首を痛めてしまっていたのが1番の理由でした。

例えば駅から会場まで、ギターを運ぶだけで首に痛みが走りちょっと朦朧としてしまうような時期もあり、ギター演奏さえ封印している時期もありました。

だから今東京に「ギタリスト」としてこれていること、本当に嬉しいです。

昔から知ってくれている人には
「変わらぬよっちゃん」(学生時代のニックネーム)で。

最近知ってくれた人には
「本領発揮のTaishi Nomura」で。

そして10/6に東京に到着し、いろんな場所でオープンマイクに参加させていただいて、温かく迎えてくださったり、「このお店に行ってごらん」と教えてくださったり、紹介してくださったり・・。

白紙だったはずの地図は、皆さんのおかげでこんなにも色彩豊かで、まるで映画を観ているような日々になっています。

本当にありがとうございます、心から。

あす19日のエマージェンザ以降も、もう少しだけ旅は続きますが、やはり1つの夢の舞台であり節目でありますから、応援してくれている方、気にかけてくださる方・・全ての方にあいさつしたくてこの文章を書いています。

そしてこのnoteという場所。
この2ヶ月くらいの間、毎日記事を投稿しているのですが毎日の記事に対して毎日スキをくださっている方、いらっしゃいます。

それは僕にとって本当に励みになり、勇気づけられています。

自分の書いた文章が、誰かに読んでもらえているということ。
音楽もそうですが、誰かに聴いてもらえてはじめて「存在」できて、誰かに読んでもらえてはじめて「存在」できるものなんじゃないかな、そんな気がしています。

ありがとうございます。
こんな僕でよろしければ、これからもよろしくお願いします。

コンテストの勝敗とはまた別の意味で、

夢の舞台です。



行ってきます
精一杯、楽しんできます

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