Nom

フリーランスのエディター、ライター、アドバイザーです。専門はモーターサイクルですが、趣…

Nom

フリーランスのエディター、ライター、アドバイザーです。専門はモーターサイクルですが、趣味分野を幅広く手がけてきました。バイクの使用環境にまつわることや、バイク/バイク用品の使用インプレッションなど、バイクライフ全般に関する記事、メディアに対して感じたことなどを書いていきます。

マガジン

  • FromNomーバイクライフのあれこれ

    バイクライフ応援マガジン「BikeJIN」で長年にわたって連載していたコラム「From Nom」を新たにnoteに掲載していきます。バイクライフにまつわるあんなこと、こんなこと、またライダーの方々への問題提起など、さまざまな話題を書いていきます。

最近の記事

レーダー取締り機は「転ばぬ先の杖」なのです

ついウッカリなんてことがないように、的確な警告で注意喚起してくれますみなさん、車載用レーダーにどんな印象をお持ちでしょうか。 オービスや各種速度違反のレーダー探知機の存在を知らせてくれるアイテムですが、なんだか「反社会的」だとはいわなくても、「グレー」な存在のように思っている方がいらっしゃるかもしれません。 まずそのあたりを整理すると、レーダー探知機を自分のバイクやクルマに装着するのは、違法でもなにもありません。 ユーザーが任意で装着できるもので、それ自体は何も咎

    • SPコネクトのクルマ用マウントを取付けました

      クルマでもSPコネクトのマウントが使えるようになります! 日本に導入され、デイトナさんが販売を開始した直後から、愛用してきたのがバイク用スマホマウントの「SPコネクト」。 機種専用のケースにスマホを入れて、バイクに取付けたとても小さくてシンプルなマウント(各種あります)に固定するもので、ハンドル周りをゴチャゴチャさせることなく、しっかり確実にスマホを固定してくれる優れものです。 昨年末に、スマホをiPhone12に買い換えたのを機に、ずっと使ってみたかったクルマ用のマ

      • デイトナの「ツーリングサポートゲル&エアスルーシート」を装着しました   From Nom 2021.9.30

        デイトナさんが発売した「ツーリングサポートゲル&エアスルーシート」ですが、6月に発売されることを知って注文したのですが、発売を告知した瞬間からオーダーが殺到していて、8月下旬以降にならないと次のロットの商品ができてこないと言われました。その人気のすごさにちょっと驚きました。 そして、実際に到着したのは9月上旬のこと。 実は、医療現場でも採用されているというゲルを内蔵しているシートはもちろんですが、その上にかぶせるエアスルーシートがとても気になっていて、暑い時期にぜひ試して

        • GIVIのハードケースの最新事情についてFrom Nom 21.08.29

          ボクのバイク選びの基準は人とはちょっと違うかもしれません。大前提がハードケース、なかでもトップケースがそのバイクに付くかどうか。付けられない、あるいはまったく似合わないバイクは選択肢に入らないのです。 いまから16~17年前、BMWのF650ファンデューロを手に入れ、GIVIのトップケースを付けてから、バイクにトップケースなしは考えられない、そんな箱フェチになってしまいました。 複数台所有しているときも、どのバイクにも必ずトップケースを装着しました。例外は、MVアグスタの

        レーダー取締り機は「転ばぬ先の杖」なのです

        • SPコネクトのクルマ用マウントを取付けました

        • デイトナの「ツーリングサポートゲル&エアスルーシート」を装着しました   From Nom 2021.9.30

        • GIVIのハードケースの最新事情についてFrom Nom 21.08.29

        マガジン

        • FromNomーバイクライフのあれこれ
          12本

        記事

          From Nom 21.07.16 しつこいブレーキパッドカスを徹底除去しました

          欧州車特有の現象が、ホイールにブレーキパッドのカスが付いて黒く汚れてしまうこと。走っているうちにみるみるホイールが黒ずんできてしまい、1カ月も放置しているとかなり悲惨な状態になってしまいます。 欧州車の中でも特にドイツ車は、アウトバーンを時速200kmくらいで走ることも前提に、そういう高い速度でも確実に制動力を発揮するようにブレーキローターもブレーキパッドも柔らかめで、まさしくローターとパッドを削りながら止まっていると聞きました。 最近も、かなり汚れて黒ずんできたなぁと思

          From Nom 21.07.16 しつこいブレーキパッドカスを徹底除去しました

          From Nom 21.07.10         超話題のホンダ・GB350に乗ってみた

          今年3月に発表され、4月22日から発売開始したホンダ・GB350(バリエーションモデルのGB350Sは7月15日発売)が絶好調で売れているようです。 シリーズ合計4500台の販売計画台数を発売前にすでに達成したとか、いま注文しても納車は来年だとか、なんだかその盛り上がりようは半端じゃありません。 ちょうど、ホンダ車の販売会社であるHMJ(ホンダモーターサイクルジャパン)の広報担当者の方が「今年は新車もたくさん出ているので、たまには広報車に乗ってください」とおっしゃってくれ

          From Nom 21.07.10         超話題のホンダ・GB350に乗ってみた

          From Nom 21.06.30 バイクのボディプロテクターのこと

          新型コロナ感染症の影響で、密を避けられる交通手段として、あるいはリモートワークで時間にゆとりができたためか、いま、バイクの免許証を取得した、取得しようとする人が急増しています。 そして、教習所に入校しようとしても、教習開始は数カ月先なんていうところもあるようで、本当に本当に久しぶりなバイクブーム到来、なんていう様相を呈しています。 そして心配は、そういう新しいライダーの誕生にともなってバイクの事故が増えていること。 いまは教習中にプロテクターを装着しているようですが、実

          From Nom 21.06.30 バイクのボディプロテクターのこと

          From Nom 21.06.12 もちろん絶対に紙の本を否定することはないんですが……

          今日の東京新聞の全5段2分の1広告で「多摩・奥多摩ベストハイク30コース」という書籍が宣伝されていました。 今までさんざん,旅行やルートのガイド本を作ってきましたが,この広告を見て思うのは「誰が買うんだろう?」ということです。 コロナ禍で遠くに行けないから,東京近郊の多摩・奥多摩に行く人,おそらく高齢の方々が多いだろうと踏んでの出版なのでしょうが,正直なんだかなぁと思ってしまいます。 紙の本を買うのは高齢者、がマーケティングの結果? この本を見て,実は猛烈にいまどき本を

          From Nom 21.06.12 もちろん絶対に紙の本を否定することはないんですが……

          From Nom 21.06.08 代々木公園の樹木剪定のドタバタ劇にあきれてしまった

          連日、東京オリンピック/パラリンピック開催をめぐるドタバタが繰り広げられている。 ただでさえ、近年、オリンピックの開催意義や開催方法が疑問視されているなか、いまは新型コロナ感染症の流行で国民、国家にとって未曽有の危機といってもいい状況。 相次ぐ緊急事態宣言で、そんな危機的状況にあることに多くの人が慣れてしまった感がある中、首をひねったり、落胆したり、怒りを覚えてしまうことが多すぎる……。 パブリックビューイング会場目的が一転、中止に なかでも最近,ものすごくあきれ,そし

          From Nom 21.06.08 代々木公園の樹木剪定のドタバタ劇にあきれてしまった

          From Nom2021.05.22        やっぱり文章を書くことが好き

          文章を書くことは基本的に好き。とても好き。 いままでは、それが仕事で、それがいくばくかのお金を稼ぐ手段でした。 まあ、言ってしまえば、文章を書けばそれがお金に変わっていた訳です。 でも、いまはそうではなくて、誰かのオファーだから、あるいは書かなければいけないから書いているわけではなく、書きたいから書いているだけ。 単純に言えば、プロからアマチュアになったようなものですね。 結構、長い間、原稿を書いてきましたが、それが一切の経済活動につながらないというのは初めてかもしれ

          From Nom2021.05.22        やっぱり文章を書くことが好き

          From Nom 2021.05.20   バイクの森復活のきっかけは、なんとコロナ禍でした

          2008年に閉館した町営温泉「クアパレスおがの」の施設を利用して、2009年5月のゴールデンウイークの最中にオープンし、翌年の9月30日に残念ながら閉館した「バイクの森おがの」。 世界的にも希少な往年のヨーロッパ車を中心としたミュージアム、温泉施設の「般若の湯」、そしてレストランやミュージアムショップも併設していました。 筆者は、オープンした翌日に、その頃携わっていたバイク雑誌のユーザーミーティングをバイクの森おがのの駐車場で開催し、その後もミュージアムの所蔵車を紹介する

          From Nom 2021.05.20   バイクの森復活のきっかけは、なんとコロナ禍でした

          From Nom 2021.05.19       一切の妥協のない造り込みが「逸品」を生み出す

           アールズ・ギアという、マフラーを中心としたバイク用のカスタムパーツを製造・販売するメーカーが、日本のレースの中心地である三重県の鈴鹿市にあります。 バイク、とくにビッグバイクに乗るライダーの間では、アールズ・ギアがつくる製品、とりわけマフラーは高い評価を得ています。 磨き込まれ美しい輝きを見せるチタンパイプを丁寧に丁寧に溶接して、寸分の狂いもなくバイクに装着できるよう高い精度で組み立てる。製作過程でも、プロフェッショナルライダーだった樋渡が実走テストを繰り返し、彼が満足

          From Nom 2021.05.19       一切の妥協のない造り込みが「逸品」を生み出す

          From Nom 2021.05.08 なぜオープンスペースのローズガーデンが閉鎖なのか

          うちのとても近所に、バラをはじめとしたさまざまな花が咲き誇る「ローズガーデン」なるものがあります。 数年前に新しくでき、加えて今年の5月1日からいままであった施設を大幅に改修(というか、壊して)して、そのガーデンが拡張されました。 緊急事態宣言発出で開園が延期にところが、4月23日に東京に緊急事態宣言が発令されたのを受け、オープン予定だった5月1日になっても扉は閉ざされたままで、今回の緊急事態宣言の延長で開園は遠のいてしまいました。 そして、従来からあるローズガーデンは

          From Nom 2021.05.08 なぜオープンスペースのローズガーデンが閉鎖なのか

          From Nom 2021.05.02

          昨年からのコロナ禍において、旅行業や飲食、百貨店などの大規模小売業などさまざまな業種が未曾有の危機に面しているなか、こと二輪業界は(もちろん、なかには同様に困難な状況に置かれている方々もいらっしゃるでしょうが)そこまでの打撃を受けていないようです。 それどころか、昨年4月に最初の緊急事態宣言が発せられて以来、密にならない交通手段としてバイクの存在価値が見直されたのか、バイク自体も好調な販売を記録し、バイクにまつわるウエアやパーツなどもそれに応じた売上となっていたようです。

          From Nom 2021.05.02

          From Nom 2021.05.01

          バイクに乗るのに絶好の季節がやってきましたが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が宣言されている都府県のライダーのみなさんはいかがお過ごしでしょうか。 昨年の今頃は全国に緊急事態宣言が発せられ、まだ新型コロナ感染症の知見も乏しかったこともあって、とにかくSTAY HOMEが呼びかけられ、また医療機関の逼迫を招かないようにとバイクに乗ることさえ憚れるような雰囲気でした。 そして今年のゴールデンウイークは、昨年はまだなかったワクチンが用意され、さまざまな知見が蓄積されて、昨年

          From Nom 2021.05.01

          どうやって知り合いがいるかどうか検索したらいいんだろう……。

          どうやって知り合いがいるかどうか検索したらいいんだろう……。