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フィルム

焼きついて、離れない
遠い昔の記憶
「私のこと聞いてくれるひととしかいたくない」
「なにもかも捨てて、2人で行きましょう」
「どこへ?」
「なんにもないところ」
「それは」
「この世には無いわ」

遠い遠い春に、あなたがいた。







それでもまだ
私の春は遠いままだ

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