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少し前にNikonZ8に乗り換えた話


去年の冬まで、発売から10年以上経ったNikonのD810とD500いう古い機種を使っとったんや。この2台のカメラには思い出がぎょうさん詰まってて、ほんまにいろんな現場で活躍してくれたわ。でも、時代は進むもんで、周り見渡したら最新のミラーレスカメラを手にしたカメラマンたちが、まるで魔法でも使ったみたいに、綺麗な写真撮っとるんを目にするようになったんや。そんな姿見てると、やっぱり機材の進化って大事やなぁって感じざるを得んかった。

ほんで、ついに初のミラーレスカメラ「Nikon Z8」を手に入れる決心したんや。Z8使ってみたら、その技術の進歩にびっくりするばっかりやった。今更やけど「瞳AF」ってほんまにオドロキや。人物撮影のとき、モデルの瞳にピントが自動で合う機能があって、これが超便利で、撮影が一気に楽になったわ。これまで動いてる瞳にピント合わせるんて、めちゃ難しかったのに。

それに、Z8のもう一つの魅力は「縦横チルト可能なモニター」やな。これのおかげで、ローアングルとかハイアングルの撮影もスムーズにできるようになったわ。これまでの一眼レフやと、姿勢を無理に変えてたシーンでも、今は快適に撮影できる。さらに、Z8は高画素モデルやから、トリミングしても解像感がしっかり残るんで、後処理の自由度がめっちゃ上がったのも大きなポイントや。

ほんで、レンズ選びについても慎重に考えた末、タムロンの35-150mm F2-2.8を選んだんや。このレンズ、明るさがほんまに素晴らしい。F2.0から始まる広い開放絞りで、被写体を美しく引き立てるボケ感が得られるんや。さらに、35mmから150mmまでの焦点距離をカバーするため、風景からポートレートまで、色んなシーンでええ感じに使える(ほんまはもうちょい広角も望遠も欲しいけどな)。

正直、現場でZ8を手にすると、フラッグシップ機特有の安心感とともに、ちょっとした優越感も感じるわ。やっぱり撮影しとる以上、機材にはこだわりたいし、Z8はそんな自分の期待に応えてくれるカメラや。

でもな、ここで一つだけ感じる問題点があるんや。それは、このカメラが日常的に持ち歩くには「重い」「デカい」ってことや。撮影現場では頼もしいけど、普段使いとなると話は別やな。持ち運びの際に負担になるのは事実や。Z8の購入を決めた際、Z9と迷ったこともあったんやけど、結果的にZ9にしなくてよかったって感じてる。Z9はさらに大きくて、重さも増すからな。

結局、普段使いのサブ機として、Nikon Z30を手に入れることにしたんや。Z8がメイン機としての役割を果たしつつ、Z30はその軽さとコンパクトさで日常のスナップ撮影にぴったりや。こうして用途に応じてカメラを使い分けることで、撮影の楽しみがさらに広がったわ。

振り返ってみると、カメラの進化を感じると同時に、自分自身の撮影スタイルも少しずつ変わってきたように思うわ。D810とD500が教えてくれたこと、そしてこれからZ8が見せてくれる新しい世界、どちらも大切にして、これからもカメラと一緒に歩んでいきたいなぁ。


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