最近の読書
最近、「生きのびるための事務」っちゅう本を読んどったんやけど、漫画になっててめっちゃ読みやすいねん。そやからスイスイ進めるかと思いきや、途中で手が止まってもうたんよ。それはなんでか言うたら、そこに書かれてる問題点が、まさに自分のことやったからなんよな。読むのが怖なってきて、「あかん、これ以上読んだらなんか気づきたくない自分に気づいてまうんちゃうか」って。
自分の欠点とか問題点に直面するのって、ほんまに勇気いるよな。普段の生活で、あんまり自分の弱い部分には触れたないし、できれば避けたい。でも、この本、まるで鏡みたいに自分を映し出してくるんよ。それがストレートでキツい。
読んでて、こんなこと考えた。「この中ではきっと解決策が提示されるやろうけど、果たして自分の問題も解決するんやろか?」って。「問題点が明確に浮き彫りになって、解決不可能ってはっきりするんやないか?」
そんな不安がどんどん膨らんできて、気づいたら本を閉じてもうてん。そら、自分の抱えとる問題がはっきり見えてくると、その先にある解決の道が険しそうやったら、怖くなるわな。
たとえ本の中で解決策が提示されて、「なるほど、そうすればええんか」って思ったとしても、それを自分に当てはめるのはまた別の話やからな。人にはそれぞれ事情もあるし、性格も何もかもちゃう。せやから、本に書いてある解決策がすぐに自分に合うとは限らへん。
自分の問題は本に書いているのと別の問題があって、簡単に解決せえへんかもしれん。そう思うと怖くて読み進められない。
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