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サンダーバードで世界規模の裕福さを知る


サンダーバードの国際救助隊は、実は大金持ち家族とその周辺の人々だけで運営されているんや。お父さんのジェフ・トレーシーが稼いだ巨万の富が、その運営資金の大部分を支えてるんやで。だからこそ、トレーシー家の日常生活の中には、裕福な暮らしが垣間見えるんや。例えば、普段着ている服装やリビングでリラックスしているときの紅茶の飲み方なんか、一つ一つがセレブ感満載やねん。

特に「ロケット太陽号の危機」のエピソードなんかを見ると、そのセレブ感がさらに際立つんや。太陽に近づくまでの飛行時間中、サンダーバード3号の内部で、ソファに座ってティータイムを楽しむシーンがあるんやけど、その優雅さにはびっくりするで。命がけの救助活動中であっても、優雅なティータイムを忘れへんって、どんだけ余裕やねんって思ってもうたわ。

サンダーバードを最初に見たのは、70年代初頭やった。当時のアニメやドラマでは、お金持ちって大体悪役やったんや。主人公をいじめたり、お金の力で悪いことをしたりするキャラが多かったんやな。それに対して、主人公はお金はないけど、清く正しく、正義感に溢れて頑張るっていう設定が多かったんや。

でも、サンダーバードでは違ったんや。お金持ちでありながら、困っている人々を助けるジェフ・トレーシーとその家族は、まさに理想的な存在やったんや。子供ながらに、こんな家族が本当にいたらええなって思ったもんや。お金持ちやけど、それを使って善行を行う姿に憧れを抱いたんやな。

現代でも、こういう理想的なお金持ちの姿は少ないかもしれんけど、サンダーバードのトレーシー家のような存在が増えたら、もっと世の中は良くなるんちゃうかなって思うで。お金の力を善に使うことの大切さを、サンダーバードは教えてくれたんやと思うわ。

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