#5 わかりやすい夢

会社の同期が退職したため、昨日は送別会をしてました。

退職の理由は「起業のため」。
いったん起業しようとしている分野の会社に転職し、そこで並行して準備を進めていくとのことです。

僕がいいなぁと思ったのは起業の動機です。
起業というと、最近はなんとなく「世の中を変えたい。こういう課題を解決したい。」というビジョナリーな感じが多いような気がします。というかそうではなきゃ周りの共感を集められないような。

一方、彼の起業理由は「100億円」稼ぐため。
「サラリーマンだと給料いいといってもせいぜい生涯年収4〜6億だぜ!そんなの全然足りないよ!あのマンションも買えないし!人生一度きりなんだからパーっといこうぜ!!」

めっちゃシンプル笑
清々しいほどわかりやすい夢です。
色々な方面から反感を買いそうな笑

でもなんだか、率直に「いいなぁ」と思ってしまいました。

たぶん、それが彼の本心からの言葉だったからだと思います。

なんというか、やっぱり、取り繕ったような綺麗な言葉を並べるより、「ありのままの自分」でいることなのかなと思います。

今の僕の状態だと、「活動を継続させるためには資金が必要だからそこのキャシュフローは確保して、、、その一方で自己表現、挑戦のできる環境を確立して、、、自分と自分の周りの人々の幸福度を高めて、、、」

ごちゃごちゃうるせぇ!って感じですね笑
夢が、一言で表せるくらいシンプルでわかりやすいものではなければ、たぶんそれはどこかで建前とか見栄えとかの添加物が入ってしまってます。

いわゆる物事の本質みたいな部分ってたぶんそんなに尺を取らないですからね。

ああ、余計な添加物とかスパイスを除いて、味付けは塩しか使ってません、みたいな素材の本質を見抜いて勝負する料理人のようになりたいなぁ。

例えがわかりにくい笑
まだ先は長そうです。

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