#29 悪い芽が育つとき
調子がいいときほど、悪い芽が育つ隙でもあるよなぁと最近思います。
これは「調子に乗ると痛い目をみるぞ」という教訓的なものというより、構造上、そうなってしまうものだと思います。
例えば、テストで高得点を取れたとき、それはその時点でのひらめきのおかげというよりも、それまでに積み上げてきた努力の成果といえるでしょう。
「今」、目の前にある結果の原因は、いつだって「過去」の自分の行動によるものだということです。
原因と結果には、大抵の場合時間差があります。
だから、「今」調子がいいということは、「過去」の自分が頑張ったおかげというのは間違いないですが、そこで手を緩めるのは危険ということです。
ここで、次の成果の「原因」となるタネを作っていかないといずれジリ貧になってしまいます。
それに調子がいいときというのは厄介なもので、多少のミスや落ち度もぼやけてわかりにくくなります。
だからこそ、そういうときほど、いつも以上に注意深く自分の行動を振り返る必要があるのです。
これはなにも仕事や勉強だけではなく、ふだんの人間関係でも同じだと思います。
日々が楽しくて、人間関係も良好なときほど、相手に心無い言葉を言っていないか、約束事を漏らしていないか、ということに気を配るのが大事でしょう。
気づいたらときには手遅れの事態になっているかもしれません。。。
要するに、上半期に営業成績が好調で調子に乗ってた自分のせいで、今、鮮やかなほどのツケが降ってきており、本当に勘弁してくれ、ということです。
悪い芽が育つどころか、もはや花を咲かせています。
今日も読んでくれてありがとうございます。
まぁでも、調子に乗り切ってしまった方が逆に突き抜けられることもありますよね。
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