書いて葬りたい

初めまして、ノミです。

私は過去に大手事務所アイドルのオタクを経て、約6年間メンズ地下アイドルオタクになり、それはそれは足のつま先から頭のつむじまでどっっっぷり沼にハマっていました。

紆余曲折あり、這いつくばりながらもなんとか地に足が着くところまで戻ってきたのですが、現在自分の中ではもうオタクに戻ることはないだろうと思える歳月が経ったので、この場で書いて葬りたい、と綴り始めました。

6年といったら、ランドセルが歩いているのかと思うほどに小さかった子供が小学校を卒業するほどに大きくなり、厨二病をフルに発揮していた中学2年生も大人の仲間入りをして初めて飲んだビールをクソまずいな、と思える歳になります。(参照:当時のノミ)

人間が心身ともに成長し人生の分岐点をも迎えることが多い6年という歳月を私はオタクとして、最優先事項は常に現場だというスタンスで生きていました。

しかし私のアイドルオタクは6年前から始まったのではなく、一般的に世間で認知されているアイドルを含めると既に幼少期から片足を突っ込んでいたのです。

初めはテレビでレギュラー番組を持っているような国民的アイドルに大ハマりしたのですが、なんとなく家族や友人に好きだと言うことが恥ずかしくてテレビを観たり音楽を聴いたりする程度でした。

そんな日々が続いていた中学2年生のある日、小学校からの友人であるBちゃんがアイドルを好きだということを知り、当時私が好きだったグループではないにも関わらず、まんまとどハマり。おまけに、これまでは誰ともすることのなかったアイドルの話を誰かと共有できるようになったことが更なる加速に火をつけ遂には、テレビや雑誌だけでは満足できない!と初めて東京ドームまでコンサートを観に行くことに。

席は1番遠い、所謂天井席でした。生でアイドルをみることができるといってもその目で確認できるのは米粒程の大きさで、オペラグラスがないとその米粒がグループの中のどの子なのかも到底判別ができないレベルです。それでも初めて肌で感じる特攻の大きな音や黄色い歓声、いつもDVDで観ていたコンサートに自分自身が参加している事実、全てが今まで感じたことのない高揚感としてオタク心を震わせ、無事に両足が沼に落ちていきました☆

そして更に沼に溺れていく私はデビューをしているグループではなく、その後ろでデビューを目指しながら踊っている子達を好きになり、我ながらオタクへの成長がとまりません。しかしデビューを目指して活動している子達はさすがのオタクでも把握しきれないほどいることと、デビュー前ながらもグループに属している子とそうではない子、大体の年齢によって活動の場が違う為友人の中で共通している子がいない状態に。それでも誰かと好きな人の話を共有する喜びを知ってしまった私はSNSを通じて友人作りに励みました。当時は今ほどにSNSでのトラブルや事件を耳にすることがなかった為、面識のない友人を作ることに全く抵抗がなくむしろ積極的に。スゲェ…逆にこの歳になって未だにマッチングアプリにすら手を出せていない私です…過去の自分っょ…。

話は戻り、私は学生の間で主流だった前略プロフィールを駆使しBちゃんと出会います。Bちゃんは同じグループの別の子を推していて同い年ということもありすぐに意気投合しました。やっとまた話を共有できる友達が増えた!と思いきや、ワタクシ若干14歳でオタ卒をしたのです。

続きは次回。

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