12年ものの軽四のライトの黄ばみを取る
もうちょっとちゃんとしたことを書けばいいんだろうし、書こうと思うものの、facebookで意識高そうなことを書くのは平気なんですが、こういうところに書くと「それは違う!」とか反論されると凹むので、意識低い系ですみません。
そんなわけでヘッドライトの黄ばみ取りの話です。新しい車に乗っている人には関係ないんですけどね。
妻の車は、2年前に30万円で買ったダイハツ ミラ。最近の車は丈夫なので、たぶん2008年製と思しき旧車でも何不自由なく動いているんですが、ヘッドライトの黄ばみがすごい。
黄ばみというか濁っていて球が見えなくなりそうなレベル。乗っている本人も不満げで、磨いてみることにしました。
まあ、やっぱり車も人と同じく眼の輝きが大事。そしてUVケアを怠ると肌が荒れて、眼がくすみ、ガサガサになっていくのは自然の理なのです。紫外線怖い。
施工前はこんな状況。これからガリガリ削るのでマスキングテープで周囲を養生してます。
黄ばみ除去は、黄色に変色して荒れた角質層、じゃなく表面のプラスチックを除去して、そのあとにコーティングするプロセスなんですが、流派がいくつかあります。
除去の方法は、1.耐水ペーパー(紙やすり)で削る、2.金属磨きで磨く、3.ケミカルで溶かすの3種類。3.は楽なんですがこぼすと塗装への影響が怖いのと、変質させるので耐久性が心配。2.は磨いた後の液の保管場所がないというせこい理由でパス。結局しんどいけど1.の紙やすりに。
コーティングは、1.ウレタン塗装、2.ガラス系コーティング、3.樹脂系コーティングの3種類。1.は何年も持ちますが、難易度高いのと、都会では10mは飛散する塗料スプレーを使う場所がないので無理、3.は楽だけど3ヶ月程度しか持たないのでこれもなし、必然的に2.のガラスコーティング(ボディと基本的には同じ)になります。
が、ガラスコーティングにも種類があって、車のボディに使うような一液式のものと、2種類を混ぜあわせて厚く強力な被膜を張る2液式があります。今回選んだのは、価格が比較的安く、大手で評判も高いシーシーアイ(CCI) スマートシャイン ヘッドライトコートW-138です。
まずは耐水ペーパーで磨くところから。水をかけながら磨けと書いてあったので、ダイソーで化粧品に使うスプレーボトルを買いました。あと、黄ばみのひどいときは付属のペーパー(2000番と6000番)ではなかなか落ちないとあったので、1000番と1500番の耐水ペーパーも準備して、1000番から順にかけてゆきます。スポンジは製品に付属してます。
ライトのプラスチックを削っているのに、たれてくる液が黄色い。磨いて洗ってを繰り返すこと10分程度で、まだちょっと黄色いけどたれてくる液がまあまあ白くなったところでやめました。このままだと手のほうが動かなくなります。なにせヘッドライトは2つあるので。
これが1000番、1500番とかけた後。黄ばみはかなり落ちてますが表面がザラザラで濁ってます。ちょっと不安になってきます。このあと、更に製品についてた2000番と6000番をかけます。最初と違ってならす感じなので力は要りません。というかもう腕がパンパンです。
6000番までかけ終わったところ。まだ少し濁ってますが結構達成感ある感じです。ここまで休憩挟んで2時間半。大仕事だわ。
続いてはいよいよコーティング。B液の中に右の注射器に入っているA液を突っ込んで5回以上振るそうです。混ぜたら4時間以内に使い切れと書いてあります。ちなみに注射器はテルモのロゴが入ってます。安いのに本格的。
で、付属のスポンジ(別にやつ)に2ccづつ付けて3分間隔で2回づつ塗ります。40秒以内で塗らないとムラになると書いてあります。当然施工中に写真撮る余裕はなし!
ピッカピカ!になりました。液はすぐに硬化するので、ホント時間との勝負で、説明書にある通りに塗らないと液垂れが残ったり、ムラができたりします。これ読んでやる人は説明書を穴が空くほど読みましょう。
コーティング剤は薄い青色が入っていて、ライトの奥深くに潜んで取れない黄色と相殺して白く見せてくれます。
塗った後は、30分乾かせて、マスキングテープを外します。
完成です!
12年前の車でも頑張ったら綺麗になります。人間のアンチエイジングよりはずっと簡単です。ちなみに、この製品は実際に使っている人のブログなど読むと1年以上楽勝で持つそうです。まあ、次はそんなに黄ばんでないタイミングなら6000番のペーパーと液だけですむので、30分で終わるでしょう。
こんなどうでもいいことは30分もかからずに書けるんですけどね。(^^ゞ
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