ネコ(サンチョ)型小物入れの折り方
ネコ(サンチョ)型小物入れの折り方についてメモしていきます。
サンチョとは?
サンチョは知らないけど、ネコ型の小物入れを作りたい!という方も見るかもしれないということで、まずはこの折り紙のモチーフについて説明したいと思います。
サンチョとは『結城友奈は勇者である(通称ゆゆゆ)』『鷲尾須美は勇者である(通称わすゆ)』に登場する猫っぽいキャラクターです。
とても可愛いのでぜひ一度検索して見てください!
この記事は基本ゆゆゆ•わすゆファン向けに書いてますので、途中「なんだこれ?」となる文が含まれることをご容赦ください。
難易度
一部難しい工程(手順26)があるので、折り始める前に確認をおすすめします。
そこさえ乗り越えればぼちぼち?
折り方
まず、この折り紙は「足つき三方」という折り紙をアレンジして折っています。
手順の途中(概形)までは他サイトとおおよそ同じですので参考にしてください。
この記事ではメモ程度の説明に留めるつもりですので、分かりにくいところもあると思います。
また、最後の方に折り紙サンチョの展開図(山折り谷折りの線を記したもの)も付けますのでご活用ください。印刷して折ってみてもいいかもしれませんね。
概形(足つき三方と同じ)
(1)正方形の折り紙を裏返して十字に折り筋を付けます。
(2)四つ角を中心に向けて折ります。
(3)上半分を向こう側に折るようにして三角に折ります。
(4)もう一回三角に折ります。
(5)三角の袋を潰して四角になるように折ります。
(6)裏側も同様に。
(7)真ん中の割れ目を開いて上半分が長方形になるように折ります。裏側も同様。
(8)右側の1枚をめくります。裏側も同様。
(9)右端が中心の線に合わさるように折ります。
(10)左端と裏面2箇所も同様に。
(11)上部右側の1枚が右端に合うように三角形を折ります。
(12)他の3箇所も同様に。
(13)手順7の状態に戻します。手順11, 12で折ったところはそのままで大丈夫です。
(14)上半分の長方形が二等分になるように折り筋を付けます。
(15)手順7の状態に戻します。下の写真のような折り筋が付いているはずです。
(16)上の1枚を開き、両端が三角になるように折ります。折り筋に従って折りましょう。
足部
手順16までが「足つき三方」の折り方です。
ここからアレンジを加えていきます。
(17)手順16で折ったところを軽く開いて、内側に折り込みます。
この手順を踏むことでサンチョの胴体側面に色が付きます。(折り方冒頭の足つき三方の写真では側面が白色になっている)
(18)裏側にも手順14〜17を繰り返します。
(19)右側の1枚をめくります。裏側も同様。
(20)写真のように手前に小さい三角形を折って折り筋を付けます。
(21)先程の折り筋に従って、向こう側に折り返します。
(22)他の3箇所も手順20, 21と同様に折ります。
ハートみたいな形。
(23)折り筋に従って、右端が中心の線に合うように折ります。
(24)他の3箇所も同様に。
ちなみにこの状態で立体化すると側面色付きの「足つき三方」ができあがります。
(25)180度ひっくり返して、先程折った部分を開いて横から見てみます。
次の工程がめちゃめちゃ大事です。そして難しい。
(26)折り筋を逆転させるように手前の山を潰して裏返します。「沈め折り」みたいなイメージです。
コツとしては以下の2点が大事かと思います。
山を思い切って潰す
折り筋を逆転させる意識を持って折る
前者については「●●を潰してやる!!」ぐらいの勢いでやっちゃいましょう。
怒れる風先輩、あるいはマウンテンをもぎとるタマっち先輩になったつもりで。
心配しなくても潰した山は後から整形してやれば良いのです。
どうしても角はくちゃくちゃになるので、芯を引っ込めたシャーペンなど程よく丸みを帯びた細い棒で整えると良いです。
後者は分かりにくいと思いますので、折り筋に色を付けた写真を載せます。赤色が山折り、青色が谷折りです。山を潰す前後で逆転していることが分かります。1筋ずつ確実に仕上げていきましょう。
(27)他の3箇所も同様に。
(28)1枚めくると足の部分が白くなっています。
正面を開くと手順21で折り返した小さな三角が見えます。この三角が足を覆うように被せます。
(29)他の3箇所も同様に。
(30)足の部分を段折りして折り筋を付けます。足の長さの調整にあたる工程ですので、お好きな長さに折ってください。
(31)手順30の折り筋に従って、二段中割り折りをします。
(32)他の3箇所にも手順30, 31を繰り返します。
(33)180度ひっくり返します。
顔部
続いて顔の部分を折っていきます。
(34)上の1枚を折ります。
(35)写真のような折り筋を付けます。赤は山折り。青は谷折り。
(36)折り筋に従って畳んでいきます。
(37)しっかり折り筋を付けてから、一旦開いて手順33の状態に戻します。
(38)正面の割れ目を開くようにして谷折り線を付けます。
(39)正面の割れ目を開いて箱を作ります。しっかりと折り筋を付けましょう。
(40)手順35, 39で付けた折り筋に従って、正面から潰すようにして顔を整えます。これで顔の完成です。
しっぽ部
しっぽ部はお好みで折ってもらえばよいと思います。以後の手順は一例として載せておきます。
(41)裏返してしっぽを細くするように折る。
(42)先端を折ってしっぽを短くする。
(43)しっぽをつまむようにして折り出します。
しっぽの付け根の2つの角をそれぞれ三等分するように折り筋を付けると良いかもしれません。
(44)後は立体化させれば完成。
サンチョ展開図
付録でサンチョの展開図を載せときます。しっぽ部は途中になってます。(手順42まで)
試し折りしてないので、本当に合ってるかは知りません。
+α(胴の長さの調整)
サンチョ愛好家の方は気付いているかもしれない。
「胴体短くない?」
そんな方のために、胴体を長くする方法があります。
展開図をよく見るとあることに気付く。
サンチョの展開図はざっくりと8×8の格子(あるいは行列)のようである。
更に見ていくと四隅は足、右中は頭、上中と下中は胴、左中がしっぽに対応する。
ということは、胴体を長くしたいならば上中と下中の部分を長くすれば良い。
具体的には4列目と5列目の間に列を足したサイズの紙を用意すればよい。後は手順通りに折れば胴長サンチョが出来上がる。
実際にA4用紙を切って折ったものがこちらになります。
ちょっと長すぎた……
これにて以上。
質問ご指摘大歓迎。
それでは、レッツエンジョイサンチョライフ!!
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