200814

合間に平日を挟み、お盆本番突入。今回も相変わらず、長期休み前恒例の仕事立て込みまくり状態が起こる。予定では盆明けの仕事まで進めておくつもりがただの皮算用に終わった。あまりの忙しさから心の余裕が無くなり「何がお盆や、クソがよ」といったヤケクソな気持ちが湧いたけど、いざ休みに入ると心穏やかに。余裕が無くなるのは危険。

お盆前に友人から、遊びに来るかもしれないし来ないかもしれないと、超フワッとした話をされる。振り返ればもう5ヶ月ほど人とあまり遊ばない生活をしているので、何かしらの形で人と会う予定が発生するのは割と嬉しい。ついテンションが上がって、まだ確定もしないうちから対三密式の遊びをあれこれ計画してしまった。そんな調子で、自分の中で勝手に"ある前提"で考えてしまったので、その後なんとなく話が流れてしまい、まあまあショックを受ける。でも今回思いついたあれこれは我ながらいい案だと思うので、別の機会に消化したい。有り余ったエネルギーを消費すべく、予定変更で1人お出かけを満喫した。

丁度、最果タヒ展が開催されていたので、見てみることに。「最近の詩人」「佐々木俊がアートワークを作っている」という超雑な認識しか持っていなかったので、作品にまともに触れるのはこれが初めてだった。自分はあまり詩自体を読んでこなかったから、最初はどう受け取ればいいかわからず戸惑った。とにかく見てみて、自分なりに拾える部分があればと思い、ひとしきり目を通していくと、面白いとか好きだと思える言い回しや表現がチラホラあることに気づく。見たことも会ったこともない知らない人間の内面と、自分の感覚とに共感できる点があると思うと、不思議な感じがするし面白かった。展示の中で、自分は詩のモビールが1番好きだった。表と裏の言葉がクルクル回ることで、ランダムな詩が生まれるのが面白かった。気になった詩を最後まで読みたいのに常に動き続けるから全然読めなくて、都度動いて追わなければいけない。読む行為が崩れると奇妙。目の前にあるモビールをせっせと追いかけてみたり、立ち止まって遠くに漂うモビールを静かに見届けたり、本来はしないような色んな読み方が出来て、そのやり方が無限にある感じが自分にはとても魅力的に思えた。あとがきに「詩とは自分がどう読むかです」みたいな旨のことが書いてあって、自分が今日やったことそのままだ!と思い、詩って面白いかもと思えた。ふと学生時代、ランダムな言葉の並びをまとめたZINEを作ったのを思い出す。またやろうかな。物販も好みの雰囲気のものが多く、つい惹かれて金平糖入りの缶を買ってしまった。白くてマットな質感、かなり今の雰囲気だけど、めちゃくちゃ可愛いくていい。

かねてから気になっていたスニーカー「SHOES LIKE POTTERY」を購入。白が生成り色なのと、底の青色がかなり好き。最近あまりスニーカーを履いていなかったけど、これを機に沢山履きたい。この靴履いたら「on the blue soleです〜」っていう茶番ができるなと思ったけど、笑ってくれる人が果たして何人いるかわからないし、白い目で見られて死ぬ気がするので、ここで成仏させる。もったいね〜。

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