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人は言いたいことを言う。

人は言いたいことを言う。無責任に、自覚なく。

ここで使っている【言う】という言葉は、必ずしも言語だけを意味しているわけじゃなくて、

雰囲気とか、態度とか、そういうものも含めて。

顔に書いてある、って本当に言い得て妙だなと。

私は、言葉そのもので、言いたいことを言うタイプ。歯に着せる衣を母のお腹に忘れてきてしまったようで。そしてまあかなり意地悪でもある。

そんな自分を持て余していた時期もあったけれど、そこを受け容れて認めたらそれが最大のビジネスツールであることにも気づいた。

時に言われたら痛いところを自覚的に突くこともある。メルマガは特に。

毒舌な意地悪ばあさんだけど何か? ってな具合で。


意地悪で毒舌な自分が自分で言うのもなんだけど、自分について客観的に眺めた時に、私はかなり意地悪で毒舌かもしれないけれど、姑息じゃないと思う。
嘘は言わないし、裏表はない。

無いというかできないというか・・・
不器用とかへたくそと言い換えることもできる。

もっとそこが器用だったら、もっとお金持ちで人気者になれたのかもしれないけれど、そこまでしてそうなりたいと思わないし、この自分をまあまあ気に入っている今日この頃なので。

私が姑息だな、と思うのは、

私は言いたいことが言えなくて・・・。って、弱い被害者みたいな風を装って、実はすごいこと言うよね、っていう、弱者や天使のふりした人たち。

「想いを言葉にするのが苦手で・・」とか
「自分の気持ちを抑え込んでいて」とか言いながら、

こちらが黙っていればいつまでたっても話し続けたり、読めそうにない分量のメッセージを送ってよこしたり・・。
私はメルマガは長いけど、個人あてのメールはできるだけ短くしようと心がけている。相手の時間を奪うつもりはないので。
短くするのはそれなりに実は時間もかかるけども。

だから、そういう配慮なく、一方的に何度もメールをよこされたりすると、
どこがどんだけ苦手なんだろうか。どんだけ抑え込んでいるんだろうか、
と、びっくりしてしまう。

そういう輩は、その一方で、何か自分の意に沿わないことがあると、返信が必要なものでも無視するとか、突然ろくに連絡もせずにシャッターを閉じるとか、自分は可哀そうオーラで、平気で失礼なことや、人を傷つけていることをしているのに気づかない。

ああ、こうやって書いているうちに、意地悪心がむくむくと顔を出して盛り上がってしまいそうなので、そこそこにしないとなと自制心を出してみる。
おい意地悪ばばあはそのくらいにしておきな!と。自分に渇!

まあ、「私は可哀そうビーム」を浴びた時は、自分の中にもそういう要素はあるんだ、と気を付けさせてもらうレッスンと思っているのだけれど、そうやって油断しているうちに、気が付くと被害者と加害者が入れ替わっていることは実は多々ある(笑)

私のメルマガはかなり辛口。そういうお役目だと諦めたので。
自分では辛いことを書こうと思っているわけじゃなく、思ったことを書いているだけなんだけど、あんまり辛口と言われるので、そうなんだと自覚して今はそれを公言すらしている。

でも人によっては辛口と公言したことに対して「のむ子さんは、自分のこと辛口っていうけど、ほんとその通りってだけですよね」みたいに言われることも案外多い。

でもその一方で、「グサグサ刺されました」ともよく言われる。

受け取り方しだいってことよね。

まあグサっと刺さないと気づかないこともあるので、別にそういわれると自体は問題はないし、「ほんと目が覚めました」!みたいにカラッと言われることもあるので、刺されました、という言葉自体がどうのこうのではないのだけれど、

人によっては、刺されたから悲しいみたいなことを言ってくる人もいて、その物言いは逆に相手を傷つけてるんだよ、と自覚を促したくなる時がある。

自分の弱さのために前に進めていないのに、殺傷事件の犯人扱いされることもある。ったく子供じゃないんだからさ。と・・傷口に塩を塗り込んで意地悪をしたくなるのはこういう時。やっぱ怖いね。

でもメルマガは勝手に押し付けているわけじゃなくて、本人に登録してお読みいただいている。

自分で選んで自分のために購読しているんだから、傷つけられたくないなら・・・、いや、正確には、それを読むことで「自分で自分を傷つけたくない」なら解除すればいいだけ。とか言いながら解除の嵐はしょっちゅう吹きあれまして・・その嵐にはそれなりにしょんぼりするちっちゃい自分もいるんだけれど・・。

まあ、解除すればいいだけなのに、そういう人に限って、二日間布団かぶって寝てました、みたいなことを平気で言ってのけるのも事実で、実際はそうじゃないのに、そこまで大げさに言って相手がどう感じるかは考えないんだなあと。

いやなら読むのやめんかい!と言いたいような、でも読み続けてね、と言いたいような。読み続けたら、あなたも麻痺して世間の荒波に耐えられるようになるよ、という応援半分、読んでもらえると私も嬉しいからというエゴ半分・・・。意地悪ばあさんの心もそれなりに複雑です。

一時あるママ友からとても便りにされていた。
割と気が合う人なんだけれど、周囲に自分が言えないことを私に言わせようという魂胆みえみえだったり、困ったら何でも私に聞けばいいんだ、みたいなところがあって。ある程度親身に返していたけれど、めちゃくちゃ忙しい時期に相談のlineが続いたので、いい加減にしてオーラーを放ったら、「怖~い!」と人目をはばからずに言われた。

私からしたらどっちが怖いかわからない。

私は自分が怖いことはよくわかっている。そんな自分を受け容れているし、それは紛れもない事実なので、否定もしない重々承知。

怖くないとやっていけない場合もあるし。その怖さゆえに役に立つ部分もあるし、怖いこともキャラの一つに使ってもいる。

でも、「自分はチキンなんで」と平気で言ってのけながら・・、
「私は思ったことを抑え込んでしまうので」と言いながら・・、

しゃーしゃーと、堂々とそんなこと言われた日にゃー、そのギザギザした刃に結構グサグサ刺されるのである。

いつの間にか、被害者と加害者が入れ替わっていることに何となく理不尽を感じたりして・・・。これはこれで興味深い現象。

防御は最大の攻撃なのかもな。

と、ふと思ったので書いてみた。

私のこと?と思う方には、怖い~ってまた言われちゃうのかしら。
今度、逆切れしてみようかな。
そういうあんたがどんだけ人を傷つけてるかわかってる? みたいな。

でもそれで本当に何かあったら、冗談じゃなく、本当に怖いから・・・、ここはいっちょ大人になって私も「言いたい気持ちを抑え込む」ことにトライしてしみよっと。






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