死にかけたのに、不思議と怖さを感じなかった話
#私だけかもしれないレア体験
「意識が戻ったぞーっ!」
それはいつもの日常に、不意に襲いかかってきた。
一昨年の夏、突然意識を失い、倒れた。
一瞬の出来事だった。
急に息が苦しくなって、あっという間に目の前が真っ暗に…。
気がつくと多くの人に囲まれていた。皆んな心配そうな顔でこちらを覗き込んでいる。
は?何が起きたの??
なに?この状況⁈
お店の床で無造作に仰向けで寝ている私。
「あ〜よかった、生き返った‼︎ (喜)」
店長さんは、私の硬直した左手を大切なものを