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グリーンカード取得後、サイパンでソーシャル・セキュリティ・カードを取得した

ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(SSN)はアメリカ生活に不可欠なもの


戸籍制度のないアメリカで暮らすためには、ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(SSN、社会保障番号)が不可欠です。日本でもマイナンバー制度が導入されましたが、アメリカにおける社会保障番号制度の歴史は古く、生活の至る所に浸透しています。

SSNの主たる使用目的は以下の通りです。

  • 税金申告の納税者番号

  • 年金番号

  • 個人証明用のID(日本の戸籍に替わる身分証明、銀行口座開設、運転免許証取得、大学等、教育機関における学生番号、携帯電話の契約等)

  • 各種社会保障(メディケアや障がい者年金、低所得者保障)

SSN取得には米国で労働可能であることの証明が必要


基本的に、SSNの取得には、アメリカ国籍、グリーンカード(永住権)、労働ビザ保有者等、米国における就労が許可されていることが条件です。

しかしながら、SSNを持っていないと、生活上、不都合なことも多いことから、留学ビザ等でもSSNを取得することが可能な場合もあります(詳細は社会保険局にお問い合わせください)。その場合は「NOT FOR EMPLOYMENT(非雇用目的)」とカードに記載されていたりします。

SSNを取得する場合は、最寄り(米国内)の社会保障局で手続きをします。所定の申請書に記入し、受理されると10日~2週間ほどで、申請書記載の住所にカードが郵送されてきます。(自身のケースではサイパンの社会保険局にグリーンカードとパスポートを持参し、申請書を提出)。

ソーシャル・セキュリティ・カード(原本)このようなカードが送られてくる。

SSN取得後は、社会保険局ウェブサイト上の個人アカウントにアクセスするための申請が可能です(my Social Security)。まず、必要項目をサイト上で入力し、その後、現地の免許証とカードを社会保険局に持参すると、10日~2週間ほどでアカウントにアクセスするための、アクセスナンバーが郵送で届きます。再度、my Social Securityにアクセスし、自身のSSNとアクセスナンバーを入力することにより、閲覧が可能になります。

このサイトに個人アカウントを作成すると、個人の年金加入記録や各種社会保障の情報にアクセスすることができるので便利です。



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