雑記

 読書会の資料を作り終えた。とりあえず前日に焦って作る必要はなくなった。昔からの悪い癖だが期限間近にならないと何もしない。私と似たような怠け者は居て、かつて大学の知り合いと「ケツに火がついてからが勝負」などと笑いあっていた。
 私の仕事は営業とかではないので、資料作りとかない。ほとんどパソコンを使わない仕事。だからこうやって遊びで何か文章を書いたりするのは好きだ。読書会の資料もほとんど小説の引用ではある。だが、どこを抜粋しようか、どうまとめようかなどと考える作業は楽しい。小説でもなんでもそうだが読みっぱなしは良くないと思う。もちろん私個人の意見で皆んな各々の楽しみ方があるからどうこう言わない。
 しかし人間どうしても中身を忘れてしまう。自分なりに話をまとめたり考えたりした方が記憶の定着には役立つ。だから小説について話したりする機会についてはありがたいと思う。現にそうした会や本について語り合う友人はいる。
 読書会で資料を作る必要はないのだが、どうも人の話を聞いていても右から左になってしまう。というより私の場合原稿無しで話せないから資料を作っているにすぎない。会のみんなは原稿なしでベラベラ喋っているから凄いなと思う。だがどうも心に響かないのである。あらすじだけなら本の裏を見せ合うだけでよかろう。色々不満はあるがそういう場に存在を許して貰えてるのでこれ以上言わない。
 だが小説というのは人の心を揺さぶるものでなくてはいけないと思う。そうした感動を共有できる場を作っていきたい。私の熱意がいつか伝わればなと思う。
 それでは、また。

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