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雑記 ─傘がない─
私は内向きな思考の持ち主かもしれないが暗いというわけではない。明るい人間の方が暗いなんてのはよくある話だと思う。明るさや暗さなど非常に抽象的な表現だが、これは感覚的な問題だからこうなってしまう。
雑記を読み返していると面白い。あの時あんな心境だったな、などと思い返せる。自分で書いた文章だからわかりやすい。いつまで続くかわからないが、不定期に書き続けられたらと思う。
今日はアジサイを見に行ったのだが傘を忘れた。つくづく不甲斐なくなる。出社したとき雨が降っていて、帰社するときに降っていなかったものだからそのまま傘を忘れただけのこと。車の中にあると思っていたはずの傘がない、傘がない。これは後の出来事だが井上陽水の「傘がない」を思い浮かべた。
〽都会では自殺する若者が増えている。
主人公はそうした社会問題を知りつつ、「君」に会いに行こうとする。だが傘がない。陽水がどういう心境で作ったかはわからない。社会問題よりも大事なものがあるような感じはなんとなくわかる。陽水の詩は意味があるのかないのかわからないから深堀するのは無意味だろう。
あじさいを見た後池に蓮の花が浮かんでいた。どこにでも咲いているアジサイとは違い蓮はあまり見たことがない。午前中に咲くとか聞いたことがある。調べてみると午後からしぼんでいくそうだ。
梅雨。
それでは、また。
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