雑記

 「集金」のような現実的でクソ真面目な創作物はそこまで恥ずかしくないのだが、オリジナルストーリーというのはなんだか恥ずかしい。あとがきと書いてある事違うじゃないか、と思われるかもしれないが、あれは程度の話。昔なら墓まで持って行っていたと思う。どっちも書いていると楽しいのではあるが...。
 現実的なやつは実体験に脚色するだけだから書きやすい。それにそれなりに面白くなるような気がする。私が面白いと思った出来事を書いているのだから。それが面白くないならそれは波長の問題。合わないのだなと思っていただければ結構。だが当たる確率は高いと思う。
 一方オリジナルは下手すれば痛くなってしまう。黒歴史と呼ばれる創作物がこれに該当する。だが変に真面目なのは無理だからちゃっちい世界に逃げてしまう。要は凄く恥ずかしいのだが世界のどこかに面白いと思ってくれる人がいるかもしれないのに賭けている。これは建前。本当の事を言うと創作物は作る過程が面白い。出来上がるのはゴミだが、なんの考えもなしに作ってる訳でもない。それこそ妄想を含めて書きたいことを書いている。
 恥ずかしいとかなんか書いているが自意識過剰な部分もある。だが創作物に対して自信を持って世に出せる人間の方が少ないんじゃないか。どこまでも予防線を張ろうとする私。だが人って結構他人の事をどうとも思っていない。私が他の人の作品を見てもなんとも思わないように。
 それでは、また。

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