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仕事選びの基本 ”仕事成長サークル”

皆さんは仕事を選ぶ際にどのようなことを重要視して選択をしていますか?
自分が好きなことを仕事にしたい、安定した職につきたい、たくさん稼ぎたいなど様々な考え方があると思います。

私が仕事をする際に大切にしているフローがあります。それは"仕事成長サークル"を意識する事です。仕事の選び方・進め方について、私が個人的に大切にしている考え方に、このような名前を付けてみました。具体的に意識するポイントは下記のフェイズを意識して仕事の選択をしていくことです。

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① 必要な仕事

①まずはじめのフェーズは必要とされる仕事かどうかと言うことです。いくら自分が好き、得意と思っていても社会から必要とされていない仕事であればただの趣味、あるいは自己満足に過ぎなくなるからです。

自分が取り掛かろうとしている仕事が明らかに社会にとって必要であると考えられるようなものがあれば、迷わず進めていくことが良いのではないかと思います。ただそうでないのであれば一度仕事として取り掛かるべきか熟慮したほうがいいかもしれません。
もし、必要かどうかわからないと言う場合には、集団の中で自分に求められている仕事をまずこなすと言うことが先決かなと考えています。

これらの仕事は、他の人がやりたくない仕事であったり、面倒な仕事であったりする可能性もあります。ただ個人的な意見としては、仕事を始める段階で"この仕事が向いているか、好きになれるか"は誰にも分からないのではないかと考えています。またこういった面倒な仕事をこなせないような状態であれば、自分がしたい仕事を高みにもっていく事は難しいと言うように考えています。好きな仕事をしていて、かつ周りに認められている人と言うのは、好きな仕事だけをしているのではなく、皆が嫌がる仕事もこなしてきた人が多いように感じます。


② 得意な仕事

②次のフェーズは得意な仕事です。必要とされる仕事を丁寧に愚直にこなしていると、たとえ最初は嫌いであった仕事でも、そのうち上手になるため周りから褒められたり、昇進したりすることがあります。こうなると、これまで嫌いであった仕事が得意になるため、嫌いではなくなるという論理です。

例えば、小さい頃私は国語の授業は一番苦手でした。読者の言っていることがよくわからず、非常に苦労したのを覚えています。ただ受験勉強などで何度も何度も問題を解いているうちに、適切な考え方が身に付き問題が解けるようになっていきました。このフェーズになってくると苦手だった国語の教科が苦手ではなくなり得意分野の1つに変わりました。このような経験から、必要とされる仕事がたとえ苦手なものであっても、しばらくはめげずに頑張ると言うように考えて仕事をするようになりました。


③ 好きな仕事

③ここまでの段階に入ってくると、それまでやっていた仕事が自分の中で好きなものに変わってくることがあります。この場合この仕事は続ける価値があると考えています。

これが基本的な仕事選びのプロセスです。①ー③の段階を意識して仕事を選択していけば、浮き沈みはあっても、全体的には右肩上がりのトレンドの成長が期待できると考えています。

ここで、気をつけなければならない点が2つあります。
1つ目は、仕事の内容によってはいくらがんばってもうまくできない、好きになることができない場合があります。この場合にはいつまでも無理をして続けていると心身を病んだり、健康な社会生活を送れなくなるリスクがあるので、思い切って方向性を変えてみることも考えるべきかと思います。個人的には3ヶ月から6ヶ月ぐらい続けてみて、とても続けられるような状態でなければやめた方が良いのかもしれないと考えています。

2つ目は、とりかかった時点では周りから必要とされ、得意でもあり、好きでもあった仕事であっても、時間が経つにつれて状況が変化する事を意識しなければならないという事です。具体的には社会における現在の仕事の必要度が下がるなどが当てはまります。こうなってくると①の条件を満たさなくなりますので、仕事の取り組み方を改めるべき状況にあると思った方が良いでしょう。

長くなりましたが、上記のようなプロセスが私が考える仕事の選び方です。大事なポイントは、必ず①から入り、③まで進んだ場合は、定期的に①のスタート地点に戻ると言うプロセスを繰り返すことです。

以上最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも気にいっていただけた方は、スキ、フォローをお願いします。

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