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サブカルって

前回の記事で「花束みたいな恋をした」についての感想をつらつらと書いたのですが、この映画はサブカルが一つの縦軸になって進んでいくんですよね。

で、一体サブカルって何がどうなればサブカルなのか。

って疑問が出てきて。
私の中でサブカルって、
あんまり有名じゃないけどいいよね、これ知ってる人センスあるわ〜
的な感じと思っていて。(そんな浅はかなものではないと思うけど。)

だから映画の中でも、
「ショーシャンクの空にはとても良かった」って言ったサラリーマンは、センスないやつみたいな位置付けになってたし。
確かにきのこ帝国とか、フレンズとかをカラオケでチョイスする主人公の2人だからそうなっちゃうのは分かるんだけど、


ショーシャンクの空にってめちゃめちゃ名作だよなぁ


映画の中では二人の若さ故そうなってしまった感はあるけど。
やっぱショーシャンクは名作だよなぁ。(2回目)
軽はずみに大ヒットなんかしてしまうと、お洒落なサブカルにはなれないんだよなぁ。

パラサイトとかアカデミー賞取る前は、サブカル映画しか上映しないような映画館でしかなかったのに。(地方住みです)
アカデミー賞取った瞬間、主要映画館でも上映されだしてメインカルチャーの仲間入り。あのままそこまで有名にならずひっそりと上映期間が終わってれば、晴れてお洒落なサブカルの仲間になってたかもしれない。

「人気になる」って時にはダサいの要素が内蔵されてしまうらしい。

サブカルチャーにならなかったものたち。
メインカルチャーになれなかったものたち。
どっちがお洒落、センスがあるかは人によるけど、どっちにも出会えるこの世の中だから視野は広く持っておきたい。

ちなみにセンスの有無って、
自分のセンスと似てるかどうかで判断してるところがあると思う。
なんか長くなりそうだから今回話すのは、やめ。

ただ、今回の問題提起の元になった「花束みたいな恋をした」は皮肉にも、
サブカル映画にはならないのかもしれない。

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