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6/22(土)観相学講座【基礎編】を受講しました

先週の6/22(土)に汀晶蜾(ミギワアキラ)さんの『観相学講座【基礎】』を受講しました。

大変学びの多い講座であったので、雰囲気を知りたいなと思われているかたに受講をオススメしたくこの記事を書いております。とはいえ、観相学って占い師を目指している人やその周辺の人でないと意味がないのでは・・?と思うかたがいらっしゃるかもしれません。受講した私の状況と得たものとを記していきます。

簡単に自己紹介をします。nom(のむ)と申します。私は生来とても怒りっぽく、人格をなんとかしたい。仕事を通じて人の中に入ってはいるが、その仕事も在宅であるので交流が少ない、よって人文的な講座を受けては、自分のなかに軸を立て直しております。

以前、ほんの数か月だけですが占い師として活動をしたことがあります。このとき「命卜相のうち、西洋占星術(命)とタロット(卜)は学んだが、相についてまったく知識がない」ので、かねてより観相学には大変興味をもっていたのです。

はたして開始された講座は、3時間におよぶものでした。
中国の神仙思想に基づいた方法論から始まり、相術の歴史、派生して東洋占の歴史に立ち寄り、西洋と東洋の違い、なかでも後世に影響を与えた人相家、現代まで続く流派について、陰陽二気のお話(コンとハク)、五行のお話、風水のお話…これを最初のわずか30分たらずでぐっとこちらの興味を掴みつつ、あれよという間に実践に入ります。

人相を見るときにどこを注視するか。秘伝のお話もいくつか挟んでいただきながら、貴重な1時間が終わり、残り2時間、ほぼ質疑応答です。プロのかたに2時間も質疑応答が出来る!!贅沢ですよね?なかなかこんな機会はないと思います。

ここぞとばかりに気になる人相のかたをあげては、「この方はこういう性質気質をお持ちでは」「この額が美しいですね」等、ともすれば悪口にもなり兼ねない点を、平易かつ穏健に説明してくださいました。そして占いの先達らしい嗜めもありました。人を断する(これは占いでも医術でも)、人を導く、人に並び寄り添う人すべてが、この汀さんのお言葉を常に心に置いておけば人間関係で悩むことはなくなるのではないかな、と思わせるものでした。

私は今回、好きな顔立ちの公人や好きな俳優・歌手だが人相的には気になるかたの顔について質問しました。
西洋人をのぞき、どの相であっても見るべきポイントは、まずパーツよりも○○。また、これから受講されるかたへのヒントとしては「キッショ」という言葉でしょうか。

人間が人間に相対するさいにはたらく勘、ここは個人的にとても気になっている点でして、勘所が閉じている人が増えた印象です。(あえて閉じている人もいるのかも)おそらく開きっぱなしだと現実社会に適応しづらくなるとは思うのですが。

上記で述べた○○が、西洋占星術でいう三区分(活動・不動・柔軟)のようで、陰陽二気についても二区分(能動:受動あるいは男性:女性)のようだなと感じました。

ひとつ何かの学びを深めると、他の学びにも応用でき、「人間」を様々な角度から見ているのだと気づかされます。当然のことながら、人は人に興味があるのですね。汀さんも講座内でおっしゃっていた「鳥瞰」がこれに近い感覚ですが、私が述べるものと同義であれば良いなと思います。

最後に、講座という枠のなかで思い切りお話できた、とおっしゃっていましたが、それは受講するこちらもそうでした。何でも放埓に言いたいわけではなく、あまりにもあらゆる立場、あらゆる環境を慮りすぎて、本質的なところに踏み込んだ発言がしづらい昨今ですが、この講座を受講されるとなぜ相術(観相学・人相学)が口伝や秘伝で受け継がれてきたか、そして現代はこのような時世だから私たちは他者に対してどのような思いで接するのが良いか、しっかりと受け取れるように感じています。

今週6/29(土)にも同じ講座が開催されるとのことで、受講される皆様には素晴らしい示唆を感じ取っていただければと思います。

汀さん、当日参加された皆様、このたびは楽しく有意義な講座をありがとうございました!次章となる講座の開催を心待ちにしております。

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