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ポジティブはネガティブだからです

誰かを批判するわけではないが(否定的にならないようにはしていきたい)

僕なりにポジティブといった部分に少し疑問を感じたので書くことにした。

僕もよく人からは

『ポジティブですよね〜』と言われることが多い。

あまり自分自身ポジティブと言われて嬉しいと感じることもなく

むしろ人は僕にどういった意味でポジティブといった

記号を与えてくれるのか?そればかりが疑問に思った。

ポジティブというのは

前向きでどんなことにもめげない強い精神の持ち主みたいな意味なのだろう

そこで僕はいつも思う

『ずいぶんと僕とはかけ離れてるなあ』と

ではなぜ人は僕にその記号を与えるのか

答えは簡単だ

それは僕がいつも楽しそうに物事や体験を話すからだ


当時付き合っていた女性に

『なんでこの状況で楽しめるの?普通は文句言ったりするとこだよ』と

ニコニコした顔で言われて訳も分からず僕もニコニコしていた

そう言われたのをキッカケに僕は

『ああ僕はなんでも楽しめるんだな』と思い込んでしまったのだ笑

恋は盲目でそして僕は何よりも単純だから

この時点で彼女の魔法にかかってしまった訳だ


ということは僕はもともと前向きという記号があったのではなく

後から作られた後天的なポジティブ野郎なのだ

基本の僕は人見知りで、警戒心も高く、失敗を恐れるため先を考え

最善策を巡らすネガティブ性質の方が色濃く、逆の性質の人間に憧れた

よく周りからポジティブと言われてるもののほとんどはまがいもんで

後天的なポジティブ野郎ばかりだから

自分もその一人だと思うと笑いがこみ上げる

その中でも天然で本当にポジティブな奴に僕は出会うことができた

それが僕の会社の社長の『甲州』だ

彼の話は長くなるからそれはまたの機会にしておこう


その彼に出会い僕は憧れ光を求めて、さらに磨きがかかり元来の性質を忘れてしまうほどにきてしまった

しかしその魔法は解かれてしまう

皮肉なことにそれもまた昔付き合っていた女性のある一言で


『ああそうか。だから、ポジティブと言われることに違和感があったのか。』

妙に納得して、スッキリした気持ちになった。

それと同時にこんなに僕のことをちゃんと見てくれていたなんてと

改めて僕が付き合う女性は心底素敵な女性しかいなかったんだなと

思わせてくれた。


本当のポジティブというのは

空気とか周りとか関係なく欲もなくただそこに進んでる

直進的な光みたいなものじゃないかなと思っている

そして光のしたにはいつだって影があるのだから

ネガティブってのは

あながちポジティブと紙一重なんだとも思う

僕が言いたいのは

ポジティブとかネガティブとか誰かが作った記号に踊らされるんじゃなくて

自分で踊りを始めましょうよってこと

ネガティブだろうとポジティブだろうと

自分を一番愛してあげてくれ





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