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当たり前を探す旅(後編)

前回の続きを書こうと思う

いつものお正月を迎えなかった僕はいつもと違う朝の行動をしていた。

それは

朝、テレビをつけて観るということ。

僕は多分10年近くこの行為をしていなかった。

テレビをつけるという行為すら8年ぶりなのだから

朝つけるという行為は本当に久しぶりだった。

その久しぶりにつけたテレビから

僕の尊敬してやまない建築家『安藤忠雄』が走っていた。

昨日呑んだお酒のせいか

朝靄のように視界に、靄がかりうつらうつらとしていた僕は

一気にその番組に意識を持って行かれた。

『安藤忠雄』さんの建築は

シンプルかつ独創的とまさしく僕が美容において一番表現したい

それなのだから

20代の時はそれはもうバカみたく作品を調べて、社員旅行にカッコつけて見に行ったものだ。

中でも『直島』にいったことは今も鮮明に覚えてるほどに

衝撃的だった。

彼の創る作品には独特の柔らかさがあり

例えるならジブリ作品のナウシカで腐海の森に射す一筋の光みたく

神々しく優しい雰囲気なのだ

建造物にここまで世界観というものが表現できるものなのか

と深く関心したものだった。

これからまた自分のやりたい1年がはじまるその時に

また僕のデザインの原点でもある『安藤忠雄』さんの生き方や

これからを観れたことは本当に神の啓示なんじゃないかと錯覚した笑

番組としても素晴らしいものだったので

このnoteで気になった方はぜひ観て欲しいと思う

そして僕の気分は最高潮になった

いつもと違う行動をして

普通の人がする当たり前の行動が僕にとっては

大きな感動を産んでくれている

普段からこういった行動をしていたらこれを書こうとは想わないし

ましてや心を動かす体験と感じることは無かったと思う

皆んなにとっての当たり前は決して自分にとっての当たり前ではないように

逆もまた然りなのだ

この3日間を終えて改めて

僕たちはいつでも冒険のチャンスがあるんだと感じた

冒険というと大げさかもしれないが

心が動く、ワクワクすることはすべからく冒険だと僕は思う

自分にとっての当たり前のことをやめて

たまには自分にとって当たり前じゃないことをしてみるのも如何だろうか?

もしかしたら

知らない何かワクワクする出来事に会うことができるかもしれない

僕にとってのそれだったように

ちょっとしたことでも心が動く人生って最高じゃないかな

僕はそう思ってる。





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