状況を作るためだけの設定が何か気持ち悪い

2作目
1月6日「コンクリート・ユートピア」を鑑賞
☆☆☆

未曾有の大災害で唯一残ったアパートがユートピアになる話

一言で言うと、「発想に全振りしてしまった作品」と感じた。
何というか、上映前の告知ではすごく面白そうに見えるんだけど
実際に足を運んでみると、なんか思ったのと違うよなあ・・・
なんか薄味だなあ・・・と思ってしまうたまにあるやつ。

入り口で期待してしまうから、ハードルが高くなるんだけど
実際内容はたいしたことはない。

まずこの大災害は何なのか?国全体がこうなのか?
他の国はどうなのか?が全く描かれないから、
普通、災害あったらこんな処置がされるけどそれは?
って感じで、この状況を作るためだけに災害だったり、
インフラの遮断があるみたいで、なんか気持ち悪いんだよね。

まあ今の日本の状況で見る映画でもないしね。
案の定、途中退席は少ないものの、
エンディングは見ない人が多かったね
個人的にエンディング見ない人は、作品自体はそうでもなかったけど
もう見に来ちゃったから退席は勿体無いけど、終わったら即帰りたい
と言う人が多いと思っている。

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