見出し画像

『売り手市場なのに、まだそのリクルートムービーでいいんですか?』

(自身、Linked In記事より転載。2020/2/7)

ーーーー

”伝えたい”ばかりで、観る人のことを考えられていないリクルートムービーになっていませんか?

とにかく伝えたいことが多過ぎて、15分とかかなりのボリュームの採用動画。
その割には再生数は・・・

もちろん、学生がその会社に興味を持つ前の段階なのか、既に興味を持っている段階なのかによって動画の完全再生率は変わってくるとは思います。

あるマーケティング会社のデータでは、
完全再生率は、「1分以内」の動画で約6割程度、「2〜3分」の動画で4割程度、「10〜20分」の動画になると3割もいないそうです。
(スマホで視聴する学生が多いので、もっと低いかもしれません)

せっかく制作費をかけて作った動画が、たった2割程度の学生にしか見られないなんて・・・

こういったデータからも分かるように、
個人的には「3分以内」で会社の良さを伝えられなければ、学生は次の段階へ進んでくれないような気がしています。


そんなリクルートムービーですが、今は様々なパターンのものが作られています。
よく見かけるのは以下のようなものではないでしょうか?

・インタビュー形式:社長のインタビューや先輩社員のインタビューを通して、会社の理念や雰囲気などを伝える。

・ドキュメンタリー形式:社員の1日に密着して、仕事の内容や流れなどを紹介。よりリアルに会社のことを伝える。

・インフォグラフィック・モーショングラフィック形式:会社の歴史や事業内容、業績など、言葉だけでは伝わりにくい事をイラストや図形、数字などを使って分かりやすく伝える。

・プロモーションムービー形式:スタイリッシュな映像と音楽を使って、会社のキラキラした部分を中心に会社の雰囲気や社員などをイメージとして伝える。


インタビュー形式やドキュメンタリー形式は、どうしても長くなってしまいがちですが、動画を分割することによって「長さ」という面はクリアできます。

また、続きが観たくなるように終わり方や繋ぎ方などを工夫すれば、トータル的には長尺の動画でも最後まで全部観てしまった。というような結果になることもあります。


法律相談所や保険の窓口ではないですが、私も無料でリクルートムービーや、会社のプロモーションムービーについての相談を受けております。
まずは、メールかメッセージでご連絡を。


事例:これはある海外の大学の紹介動画ですが、とにかく「キラキラした部分」を「2分」で魅せています。
https://www.youtube.com/watch?v=tDNe6eyc6Xk&feature=emb_title


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?