海外思考のメソッドは日本人には向いていないのでは?日本人向きのメソッドとは
私は、別に特段頭がいいというわけでは全くないが、とにかく学ぶことが好きなので、あれこれいろんな本を読んだりセミナーに参加したりと、日々何やかんや学んでいる。
(多分本当に頭がいい人はもっと自分の役割をしっかり持って取り組むと思うので、こんなあれやこれや学ばないと思う)
ビジネス書も読んだし自己啓発本も読んだし、UXも勉強したしSDGsも勉強した。
(ものすごい頭悪そうな切り口ですまないw)
それらの多くは「海外発のメソッド」が多いように感じる。海外思考と言おうか。
(海外と一括りにしている時点で頭悪いが今回は伝えたいことはそこじゃないのでざっくり行く)
(あと、私がここで想像している海外は、多分アメリカとかだ)
海外では今こうだ。
海外でのトレンドは今こんなことだ。
日本は遅れている。
みたいな。
で、みな躍起になってその海外思考を取り入れようとするが、多くの人が無理をしている気がしている。もちろん私もその1人だ。
そこで、最近交流のある私の知人とそんな話をしていた時にある本を紹介してくれた。
それがこれだ。
「弓と禅」
これは、ドイツ人の人が日本に興味を持ち、日本で弓道を学ぶ中で日本の思考を感じていった時の話が書いてある。ドイツ人目線で生粋の日本を解説してくれているような感じの本だ。
これが、言い回しはちょっと難しいがよくまとめられていて面白いから、ぜひ読んでみてほしい。ここに、なぜ日本人が海外思考が向いてないかのヒントを感じることができると思う。よくここまで逃げずに経験をしてまとめてくれたと感心する。
それについて、私がうまいことまとめる語彙力がないのが悔しいが、そのため興味のある人はぜひ自分で読んで感じてみてほしい。
ざっくり言うと、日本人は、海外みたいに「どんどん前に突き進む!成長こそ正義!」ではなく、現状を認め、あるものを最大限に活かす。拡大をするのではなく、現状で最大の幸福を感じることができる。みたいな。
(海外みたいに~のところは語弊があると思うが語彙力が乏しいためこんな表現ですまない)
うーん、やはりまだうまいこと言語化できていなくてすまない。でも、日本人が忘れかけている日本の良さを感じることができた。
その上で、最初の話になるが、日本人は海外思考は向いていない、と思うのだ。
例えばSDGs。
これは、海外の方が発展していると言われていて、日本人はこれの導入が遅れていると言われている。
しかしだ、考えてみると、このSDGsで取り組もうとされていることは、実はほぼ全部、昔々の日本は普通にやっていたことばかりだ。
最近こそやらなくなったことを、改めて海外から啓発があり、それを受けて海外思考ルートで取り入れようとしているが、そんなことしなくても、古来の日本に立ち戻れば、本当はすでにサスティナブルな生活をしていたし、平等な学びができる環境もあった(寺小屋制度とか)。
海外思考から学ぶより、改めて日本を学び直す方がよっぽど日本人に向いているし取り入れやすいと思うのだ。
そんなことに気づかせてくれた私の知人は私より10年以上若い。
私よりずっとストレートにいるいらないを判断できていると思う。
そういえば、今の若者って実は昔の日本の思考をすでに習得しているのかもしれないとさえ思った。
40超えると経験が邪魔をするのだなと感じざるを得ないw
若者から学べることもたくさんある。
次はこの本を読もうと思っている。
この本に、先に紹介した「弓と善」が紹介されていたそうだ。
面白そうである。
今は、改めて日本の良さを知る時だと感じている。
日々ラーメンを食べることができたらそれだけで幸せです。