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私が再び描くようになったきっかけ

私は物心ついた時から絵を描くのが好きだった。

友達と遊ぶより、
1人でコソコソと。

裏が白いチラシを見つけては
それを8分割になるように折り曲げて。

絵を描いている間は、
頭の中であっちの世界に行けた。

私が作り上げた想像の世界。

漫画は藤子不二雄先生のばかり読んでいた。
特に、F先生の世界観。

「人間とは」を考えさせられた。

小学校の卒業文集に書いた将来の夢は
「漫画家」。

中学では美術部に入り、
高校では美大に行くためにアトリエに通った。

美大では油絵を学び、
画家を目指した。

卒業後、
いきなり画家では食べていけないからと
ふつうの会社に就職。
それ以来、絵を描くことはなくなった。

あっさり描くことをやめた。

それから18年。
私に子どもが生まれた。

とにかくかわいくてかわいくて、
どれほどかわいくて、
尊くて、
大切にしたいものかということを残したくて
イラストにして残すことにした。

将来この子が
道に迷うことがあった時、
自分の大切さがわからなくなってしまった時、
役に立つように。


日々ラーメンを食べることができたらそれだけで幸せです。