☕️News: Twitterの未来は?求人マッチングサービス「Laskie」を買収。イーロン・マスク時代では初めての取引。
海外メディアのAxiosは2023年5月16日に、Twitterの親会社であるX Corp.がLaskieを買収したことを報道しました。
Axiosによると、Elon Musk時代のTwitterが初めてディールを成立させたようです。そのディールは、ジョブマッチングテクノロジースタートアップであるLaskieの買収です。
Laskieの買収により採用戦略を強化!
この買収は、Twitterにとって初めてのイーロン・マスク氏の指導の下で行われる取引であり、マスク氏の目標であるTwitterを多機能な「スーパーアプリ」にするための一環とされています。ユーザーに複数の機能を提供することを目標としています。それによって、決済を含むさまざまな機能を提供する予定です。
Laskie:求職者と企業をつなぐ技術系人材紹介サービス
サンフランシスコを拠点とするスタートアップが、求職者と企業をマッチングするための人材紹介サービスを提供しています。創業者兼CEOのクリス・バッケ氏は以前、オンライン求人サイトのIndeedに別のスタートアップを売却しています。
Laskieは、求職者がスキル、経験、関心事などの要素を考慮した迅速な仕事のマッチングを見つけるのを支援するためのプラットフォームを提供していました。現在、Laskieのウェブサイトではサービスが利用できないと表示されていますが、LinkedInのページでは求職者が迅速な求人探しをサポートすると説明されています。
サンフランシスコを拠点とするこのスタートアップは、2021年に設立され採用に特化しています。創業者兼CEOのクリス・バッケ氏は以前、別のスタートアップをオンライン求人サイトのIndeedに売却しました。
LaskieはPitchBookによると、総額600万ドルの資金調達を行っています。(約6億2,400万円に相当)
情報提供者の話によると、買収は株式と現金による取引で行われたとのこと。正確な買収額は不明ですが、匿名を希望したこの関係者は「数千万ドル(数十億円)」単位だとしています。
今回の買収は、マスク氏が2022年10月にTwitterを買収してから初めての動きです。マスク氏はこれまで、従業員の解雇やサーバーの占有面積の削減など、Twitterの規模を縮小する改革に主眼を置いてきました。
さらに、Axiosによると、Twitterは関係者の情報筋によれば、現金と株式で支払っていることが報じられています。具体的な金額は明らかにされていませんが、「数千万ドル」と言われています。
注目したい点
具体的な理由は不明ですが、マスク氏が求人サービスの買収に踏み切った背景が注目されています。以前にマスク氏は、「Twitterの買収を全部入りアプリ『X』の開発に役立てる」という構想を明かしており、それを考慮すると、Laskieの買収によりTwitterに人材マッチング機能が導入される可能性があるとの見方がされています。
さらに、金曜日にはマスク氏が元NBCユニバーサルの幹部であるリンダ・ヤッカリノを新しいCEOとして雇ったことが発表され、これも注目されています。
[参考資料]
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