月の下で
花が乱れる様
逢瀬を助けた月
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の下で本を読む。
先人、偉人の言葉をいつの時代も受け取れる
そんな本がたまらなく好きだ。
岡本太郎の画集を竹富島の星のやで読む。
竹富島についてこう書かれていた。
竹富島は美しいが、それよりもっと空気が、
肌ざわりが、時間が魅力的だ。
現代に生きていることを忘れさせられる。
今、この時が永遠である。
そのまま、永遠に生きていられる。
このままいたら浦島太郎になってしまう。
無理に、身を引きはがして帰ってきたが、と。
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旅はお金と体験や経験をダイレクトに交換できるものであると思う。
空気、話す言葉、音楽、風の肌触り、湿度。
知識と経験は誰にも奪われないと思うし
自分の肥やしにしかならないので
どんどんお金を交換していきたい。
行きたい時が行き時で、
その時のその熱量だからこそ感じられる感性があると思う。
そう、南の島で月夜を眺めながら思った。
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