見出し画像

Developer eXperience Dayのワークショップが好評だったので、中身とアンケート結果を公開します | 当日配布資料付き

2週続けて更新してます、登山が大好きなトラックレコード野崎です。

今年登ってみたい山No1は、北アルプスの双六岳です。標高3,000m近いところに、こんな場所があって「天空の滑走路」なんて呼ばれています。

(自分で撮ったものではないのですが素敵な動画があったのご紹介)



さて、本題です。
今日のnoteでは日本CTO協会主催の「Developer eXperience Day 2024」のワークショッププログラムに登壇したのですが、ワークショップの内容と参加者の方からのアンケート結果をお伝えできればと思います。

ログラスCTO坂本さんに協力いただきました!大感謝!

当日のワークショップは以下の流れで開催しました。
合計で1時間45分と長時間ながらも、密度の濃い内容のプログラムとなりました。
①トラックレコード流「採用ブランディング」メソッドと実践事例(野崎)②ログラスのブランディング戦略と実践(ログラスCTO坂本さん)
③ワークショップ

今回のnoteでは「③ワークショプ」についてご紹介できればと思います。

「①トラックレコード流「採用ブランディング」メソッドと実践事例」については以下のnoteでご紹介しました。


1.ワークショップのテーマは「ポジショニング設計」

今回のワークショップでは、ブランディング活動を成功するための3つのジョブ(①ポジショニング→②ツール化→③リーチ)のうち一番最初に手をつけるべきポジショニング設計のワークショップを実施しました。

2.ポジショニング作成の5つのステップをご紹介

ポジショニングをつくるための5つのステップについて、記入フレームをご紹介しました。(以下のスライドを用いて紹介)

ポジショニング設計の5つのステップ


ステップ1では、いわゆる求人票に近い情報を埋める作業です。
ここで、しっかり考えて欲しいのは「出して欲しい成果から、必要な能力・経験を定義すること」


ステップ2では、上記の「必要な能力・経験」を持っている人はどんな人か?
言語化するステップです。

どんなキャリアで、どんな志向性があるから「いま何を求めてるか(リターン)」を
定義することに意味があります。


ステップ3は、前工程で定義した「求めること=リターン」に対して、
自社がどんな魅力をもっているのか具体的な根拠に基づき言語化してください。


ステップ4では、候補者が求めること(リターン)と採用競合企業を並べて、
「勝っている・同等・負けている」で評価して、勝っている箇所を見つけてください。


ステップ5では、前工程の「勝っている」箇所で縦・横軸を区切って
自社だけのユニークなポジションを発見してください。


3.記入フレームをつかってまずは個人ワークを実施

以下の資料をつかって、まずは各自でワークを実施しました。
(読者の皆様もご自由にコピペしてお使いください)


4.記入後に3-5名程度のグループで相互発表の時間をとりました

写真のような雰囲気で、参加者それぞれが発表・感想・アドバイスを共有しあう時間をとりました。

全員で真剣に議論しています


弊社社員も一緒に参加して、アドバイス。

途中で時間切れになるほど、非常に熱量の高い時間となっていました。


開催後のアンケートとフィードバック

ワークショップ終了直後から「言語化することの重要性を感じた」などのフィードバックをいただきました。

アンケート結果も好評でした(5点満点)

アンケート結果です。

"2点"をいただいた方は「継続的な仕組み化」を知りたかったとのことで、次回はそれを!

参加者の声はこちら

・実際の事例がすごく共感できた。また、自分が今やらなければいけないことを理解できた。

・とても実践的な内容でした事例プラスワークという形式でためになりました

・他社さんも同じ悩みを持っていることがわかったことと戦い方のヒントが得られた

・実際にワークをしてシェアする中で共通点を見つけられたりして、エンジニア採用戦略を改めて考えるきっかけになった。

・採用する人材をクリアにするための良いワークショップでした!すごく参考になりました!

・実用的なフレームワークで、ポジションニング作成のステップが知れたのと、そのステップに基づいた他社事例が知れたため

・最後までワークショップをやりきりたかったです!が、お話いただいた内容には大満足です。あまり採用について具体的に話を聞けることはないので。

・採用ブランディング支援内容、実例をふまえた内容に満足です。またワークショップの内容としても体系化されていて自身の脳内が整理された気がしました。一方ワークショップの時間が足りなかったが残念でした

・ブランディングのフレームを知ることができ、ワークができたことである程度実感することもでき満足です。

・どの会社も同じエンジニア採用周りの悩みがある事を再認識した。トラックレコードさんのクライアントのお話しも、ログレスさんの創業期の痺れるお話も面白かったです。

他にも参加いただいた方のまとめ記事で「印象的だったセッション」としてご紹介いただきました。(ありがとうございます!)


初めてのワークショップでしたが、こちらの想定以上に好評をいただけた感触もあり、私自身もほっとしております。

特に印象的だった感想は「社内にすぐに共有して、それぞれのポジションで作ろうと思う」というコメントでした。

まさにこの発想だとおもっておりまして、すべてのポジションのハイアリングマネージャーがこのポジショニングを考えた上で採用施策を実行できるようになると、成果にも大きく影響すると思います。

出張ワークショップなどもご要望あれば対応したいと思いますので、お声がけください。


最後に宣伝です!

もし、採用ブランディングをはじめるにあたって「ちょっと困ったな。相談したいな」とかあれば、いつでもこちらから相談してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?