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第57候 金盞香し(きんせんこうばし) ('20.11.17〜)

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立冬末候 金盞香し(きんせんこうばし)

出雲地方である松江はいよいよ神在月に入ります。全国の神様が出雲大社に集られると言われています。一般的には神無月ですね。さてさて、金盞は水仙のこと、黄金色の引箔の袋帯が頭に浮かびました。暗いお茶室に映えそうな帯と思います。いらっしゃる神様方に失礼のないように、紋付の鮫小紋のお着物を選んでみました。

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毎年、この時候になると、水仙を探しますが、やはりまだ、咲いておりません。水仙は北のほうが早く咲くのでしょうか?それとも南の方ですか?冬が早くくる、北の方は咲いているのかもしれません。この辺り(松江)はお正月くらいに咲き始めます。

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ここのところ、秋晴れのいいお天気が続いています。風もなく、中海は穏やかで、鏡のようでした。

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今朝は霧が立ち込めて、朝焼けが柔らかでした。

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木守りの柿を残しています。冬に、鳥さんに食べてもらいます。

コロナウィルスは心配ですが、この良い天気の時に、お日様の力をいただいて、元気に過ごしたいですね。

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