第52候 霜始めて降る(しもはじめてふる)'20.10.23〜
霜降初候 霜始めて降る(しもはじめてふる)
先日、陶芸家の岩佐昌昭さんの作品展に出かけました。
とっても美しい器を見せていただき感激でした。
岩佐さんファンのお友達と一緒に、久々に着物で出かけました。袷の着物の下に、単衣の長襦袢で、ちょうど良い気候でした。松江地方では、霜が降りるにはまだ早いようです。東北の方は、霜降かもしれませんね。どうでしょう?
朝の水滴の様子です。急に寒くなり、木々の葉が赤く色づいてきたり、木の実を見つけたり、秋のうちに気ておきたい、着物があったなぁ、と、思い出します。
例えば、藍色のほっこりとした、小千谷紬は、素朴な絵絣が、なんともいえずほっこりとしていて、着たくなります。
昨年は左の帯揚げを好んでいましたが、今年は右のグレーピンクを選びたくなりました。帯揚げだけで、随分とイメージが変わるものです。その年の気分なのか、私の年のせいなのか?
こちらは、茶色の無地紬です。紅葉前に、着たくなります。こちらも昨年は左の帯揚げを選んでいましたが、今年は茶色の帯揚げが、しっくりきます。
より、落ち着いた組み合わせを選ぶようになっています。やはり、心境の変化が大きな理由なのかもしれません。なんの心配もなく暮らしていたときとは、随分と心持ちが違い、選ぶものも変わるものだな、と改めて感じました。
明日は、習っている合氣道の教室の日です。心穏やかになれたら良いな、と思います。
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